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2011-11-12

茜色を考える・・・

今日は月に一度の家元研究科に参加
講師は家元ではなく、久保島一超先生 テーマは「あ・か・ね
久保島先生は、前にも一度「み・ど・り」というテーマをだされたことがある
前回も今回もという視点からいけばなを考えるのが主題

ちなみに「赤」ではなく、「茜」なのは家元のお名前でもあるからだ
茜という色は、色相学的にははっきり決まっているのだろうけれど
植物の色というのはバリエーションがあるものだし、
茜色で思い浮かぶ色は人によって様々だ
だから教室の中は様々な茜色が出来上がった

久保島先生は、家元研究科は「研究」する場だから、
いつもと違うことに挑戦しなくてはと強くおっしゃるので、
今まで自分ではやったことがない新しいことに挑戦してみた
そうなると1時間という時間も短く感じる・・・・

ドラセナ、リコリス

ちなみにドラセナの葉っぱをぐるぐる巻きにして
本来のカタチとは違うものにカエルのが今回わたしが挑戦したこと
自然な姿のまま使う方が好きなので、普段はあまりやらない

時間が足りなくなって
最終的なカタチを見直したり、調整したりしたい気もしたけれどいさぎよくあきらめた

他の方の作品を講評している間の時間も使って作品の仕上げを続ける方もいる
作品への思い入れがわたしよりもたくさんあって頭が下がるというか
カンタンにあきらめる自分が恥ずかしい気がしてしまう
でも、他の方の作品を見るのも勉強、講評を聞くのも勉強と思うから、
わたしは自分の作品を仕上げることよりもそちらの方を優先したい
時間内に仕上がらないのは自分の未熟さであり、潔く認めて次に進みたい
・・・なんて、そんな前向きなセリフ言ってみたい

ほんとは、体の内側まで赤面しそうなくらい恥ずかしくて
窓からぴょんと飛びたくなる

家元も久保島先生も、
草月の同じ仲間なんだし、不出来を恥じる必要はない
この場ではどんどん失敗してください、失敗を恐れないでください

とおっしゃっるのだけどねぇ~

今回は自分で思うほどには仕上げが悪くなかったようでその点は何も言われなかった
ぴょんと窓から飛ばなくて済んだ

花材について
リコリスは彼岸花と同じ仲間
そもそも、ヒガンバナ属の学名が Lycoris(リコリス)
品種改良でこんなにきれいな色に
彼岸花といっても今は色とりどりになってきたようだ
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COMMENT:
AUTHOR: ママ先生
DATE: 2011/11/13 08:17:52 AM
修行蛙さん おはようございます葉っぱとお花で 一つの別の大きなお花みたいでかわいいですよトルコブルーとの組み合わせもステキお花は続けられなくてすぐ辞めてしまったので研究科まで続けられてる修行蛙さんを尊敬します

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COMMENT:
AUTHOR: 修行蛙
DATE: 2011/11/13 02:16:28 PM
>ママ先生
こんにちは

お褒めにあずかり恐縮です
本来の茜色とは違いますが、わたしはピンクを選んだので
そのピンクがより効果的になるように花器はブルーに
狙い通りになっているなら、うれしい限りです

ママ先生もお花をされていたんですね
尊敬だなんて・・そんな なんとなく月日が流れてしまっただけですが
いけばなって面白そうだな、楽しそうだなと伝えられたらいいなと思っています

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