さむいさむいと思ってたら、あたたたたかくなっていた
しかし、気持ちがまだ凍えていたので、
お城にあった以前使用した花材のきいちごに
スーパーで買った花でいいかと、だいぶ手抜きの花である
今日のところはこんなところで・・・
と、思ったけど、その前にもう1作いけてたのであった
ついでに載せておこう、うむ
寒いからか、やる気が今一つ…
固いつぼみだった花材も花器にいけられることがないまま開花、いかんいかん
そんな訳で、慌てていけたシリーズ
ねこやなぎは、お稽古の時点で固いつぼみって感じではなかったが
ふと気づくと、もっふもふっ、暖かそう
ローズ姉さんのゴージャスなマフラー、みたいな感じにしてみた
寒いからねっ
ひめみずきは、確かに固いつぼみであったが、花開いて、そして散りはじめた
散ってはいるのだけど、房が残ってるので、そこそこ華やかな感じ
と言っても、小花だから写真では伝わりにくいのだよね
散っていても目立たないのは良いけれどw
てな訳で、盛りが過ぎていようとも、いける練習にはなる、というお話なのだ
負け惜しみじゃないのだ、うむ
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今日もまた「無技巧の技巧」にあと一息って感じ
「無技巧の技巧」が出来ればいいなぁと思ってるけれど、
いつもそれを目指しているわけではないのだよ
きっとリラックスしていけているので自然とそうなるのかもしれない
(この写真は外部サイト「フォト蔵」を使用しているのだ・・クリックすると「フォト蔵」に飛ぶのだ、表示されない場合は「フォト蔵」がダウン中なのだ…)
今日の花材はあかめやなぎ
ねこやなぎと呼ばれることもあるね
柔らかいので自在に曲げられるのだけど、最初から少し曲がっていたのだよ
そこから発想して、自然な感じにうねうねさせたかったのと(左側)
柱の角の壁に合うようにいけたかったのだ(右側)
先生からのアドバイスは、
左側はいい感じに動いてるのであまりやり過ぎない方がいい
(少し曲げすぎだと曲線を修正された)
左と右で差を作るなら、右は左との差がもっと際立つように曲線より直線にした方が良い
(直線になるように修正された)
花器の口が広いのだけど、左寄りに一文字留めを入れてある
一文字留めというのは、枝の端っこを使って
花器の短い方の直径の長さに合わせて棒を渡すのだ
この方法は今日のような厚手の陶器には良いけれど、
ガラスのようなもろい花器にやると割れてしまうので注意が必要なのだ
その一文字留めの左側にだけ花材を入れているので、右側は空間ができる
右側の空間がちょっと隠れ気味になっていたのを修正したらばっちりなのだ
今日の出来もなかなか良い!王様すごいな、うむ!
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月に一度の家元研究科
先月は月末に近かったので、つい最近行ったばかりな感じだけれど
今回のテーマはグロリオーサ
家元が好きな花でもあり、今回は高知の花農家応援プロジェクトの一環でもあるのだよ
グロリオーサと他の花材でもいいし、グロリオーサのみでも良い
グロリオーサのいろんな品種が揃っていて、そういう機会もなかなか少ないので
パールホワイトのグロリオーサと一般的な赤いグロリオーサを選択
珍しい品種は価格が高いから本数が少ないので、
お手軽価格で本数の多いグロリオーサとの組み合わせにしたのさ
(この写真は外部サイト「フォト蔵」を使用しているのだ・・クリックすると「フォト蔵」に飛ぶのだ、表示されない場合は「フォト蔵」がダウン中なのだ…)
草花だけでいけるのって案外難しいのに、
品種が違うと言えどグロリオーサ一種・・・一種いけも難しい、むむむ
どう難しいかというと、草花の茎は柔らかいから枝のように自在に線を作れない
一種だと変化がつけにくいのだね
長さがあるから、高さのある花器の方がいいかとも思ったけれど、低い花器をチョイス
口が狭い方が楽だけど、そこも普通に広めの口で
カニっぽい花器が妙に気になったのだよ、ふふふ
(ハサミはないから、どちらかと言うとカニパン風かもしれない)
ちょうど色違いがあるし、これでなにかできるかな?
楕円になってる花器の口の幅の狭い方だったら、バランスがとれて留まりそう
左右に置いて両側から・・・は、なんか当たり前な気がするなぁ
花器は片側に寄せて、花の向きを揃えることに
花器を直角に置いたのは、幅の狭い方が自然と留まるので、それで花の向きが決まるのと
花器の正面と横の両方見えて、花器のかわいいのがよく分かるから
葉をどうしようか最初迷ったのだけど、軽さを出したくて葉は全部取った
同じ理由で、強い赤の花もちょっと減らした
だけど、グロリオーサの葉は先端がクルクルして可愛いのだよね
あ、そうだ、花器の口が広くて足元スカスカだから、ここに入れてしまおう!
そして、やるなら徹底的に!
クルクルが切れてしまった葉を除いて全部をまとめて入れてみたよ
そしてまだ赤くなる前の緑のつぼみを葉の下からチラ見せ
もうひとつの花器には、切り落とした赤い花を一輪
そうやって花器の口元で戯けてみたのはいいけれど、
自然な感じで流した上の方のグロリオーサとタッチが異なって別物になってないかな・・・とちょっと心配に
家元の講評では、
花器も含めてまとまった作品になってます
上の方のグロリオーサも茎の線がキレイでちょうどいい
と、なかなかの好感触、うむ
これだけでも御の字なのに、なんと、この回の優秀作品のひとつに選ばれたのだ
前は同姓の人が選ばれ、おっと王様のことではなかった・・・💦とズッコケたのだけれど
今回は紛れもなく王様の方であったのだ、うれしい・・・(*´▽`*)
この日は撮影用コーナー以外に、いろんな色の背景が用意されていて(別講座のもの)
写真撮るのも楽しかったし、
王様を見て、おむカエルしたくなっちゃったとピクルスを連れてる人に会うなど
嬉しさ倍増の日であったことよ、ふふふん
でも、やっぱり緑の背景が一番いいね、ふふふん
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現在の職場は前のように半休制度がなくて、フレックスなのだ
短時間働いて上がってしまっても制度としてはOKなのだけど
業務山積みのため、そうもいかず、
職場から教室までが近いこともあって、仕事を抜けていけばなのお稽古
慌ただしいことこの上ない
それもあって、最近は凝ったことはせず、短時間でサッといけてしまう
短時間で、サッと、と言っても、決して手抜きではないのだよ
前回もだけど、今回も、
「さらりとして、綺麗よ」
と先生の反応は好感触
技巧を凝らしてないように見えて、実は技巧を凝らしてる
「無技巧の技」という教えがあるのだけれど、これが難しい
それに近づいている、ということなのだよ、えっへん
この日の花材は、
柳という名前の割にはためられず、無理するとボキッと折れてしまう雪柳
茎が長いガーベラ
やたらと大きくて立派なモンステラ
雪柳は枝の広がりも少なく棒のようにまっすぐだったこともあり、
横にはあまり広げず、まっすぐ上に向かう縦長の構成にしてみたのだ
こっちを正面のつもりでいけてた
自分の意図とは違う方から見た方が面白いとか綺麗とか
いけばなに限らず、そういうことって結構あるよね
とはいえ、この作品はどの角度から見ても良いと言われた
この角度もいいでしょ
意図せず四方正面になってたとは、王様天才か!