かえる友達が絵の個展をしているのを観に浅草へ行ったのだ
そのカエル道で、青柳の浅草のお店に立ち寄ってみたら、ちょうど期間限定の🐸がいたよ
ケロキュラトッツォ
かえるまんじゅうにチーズクリームをプラスした「ケロトッツォ」のハロウィンバージョンなのだ
おいしかったのだ、うむ🐸
にほんブログ村
3年ぶりに日本橋高島屋で草月展が開催されたよ(事後報告)
王様は後期10/22~10/24の3日間に出品していたのだ
展覧会のいけばなは、普段のいけばなとはちょっと違ったりする
大きな作品や壁作品などはもちろんのこと、
小さい作品でも、展覧会ではたくさん作品が並ぶから、
とにかく目立つ作品、変わった作品になるのだね
展覧会は久しぶりなので、その間にアイデアがどんどん溜ま……ったりせず💦
完全に頭から抜けていたので何も思いつかないのだよ、困った困った🐸💦💦
なので、一番小さい花席で出品することにした
思付かないから、お城にある材料、
使うあてもがある訳ではなく、なんとなく捨てられずにドライにして放置していた保管していた材料を使用することにしたのだよ
デッサンではこんな感じ
とげとげしてるのは「とくさ」だよ
アルミワイヤーで土台を作るつもりでいたのだけど、ドライだから軽いだろうし、
か細い脚にしたら宙に浮かんでるように見えないかなと思ったのさ
しかし、いざ土台を作って、ドライのとくさを載せてみるとグラグラと不安定
立つことは立つが、バランスを取りながらになってしまう・・・むむむ
あまりに危なっかしいので、重しとして、棒状の鉛も使うことにした
それでも、なんか危ないのだよね・・・
お稽古で下いけして先生に見て頂いた時に、
どの部分をどうすればしっかりするかをテキパキ教えてもらったのだ
おかげでグラグラ不安定な感じがなくなった
当初の作品イメージはか細い脚だったのだけど、先生に言わせると
むしろ面白い動きを持たせたり、強くした方が上とのバランスが良くなる
ということだし、そもそも立たないのでは意味がないよね💦
この下いけで修正箇所を指摘していただいたので、後はお城で調整して、いよいよ本番
・・・と思っていたら、会期直前のお稽古の日にもう1回下いけするように言われたのだ
それが19日のことね
修正した土台は、良くなったと言われたけれど、
出来上がった作品が前回より今一つ
設計図があって、その通りに作るのではないから、作る度に変わってしまい
同じ作品のようで同じにはならないのだよね
改めて、作る時のポイント、どこがどうなってた方が良いというアドバイスを頂き
これで終了かと思ったその時!
この日のお稽古花の「そてつ」が先生の目に留まり、「これ使ったらどう?」
**************************
会期前夜、会場でまた一から制作して完成した作品がこちら
ドライの状態で3年放置保管され、すっかり茶色になった「とくさ」
下いけをした時に、そのままドライにした半枯れの薄緑の「とくさ」
そして、青々しい生の「とくさ」
三世代?のとくさのグラデーション
「けいとう」も生と、ドライの両方を使用して色味をつけ
最後に追加された「そてつ」の葉が不思議な感じを醸し出す
「とくさ」というのは水辺などに生えてる草で普段はこんな姿をしているよ
これを折り曲げて使っている
ドライの方は、生の時に折り曲げて、そのまま放置して乾燥させたのだ
とくさを折り曲げる作品は誰でも思いつくし、平凡になりそうと思っていたのだけど
そてつの参入により、ちょっと味違った作品になった
下いけというのは、本番に向けての練習なのだけれど、
先生のアドバイスが下いけする度に変わり、前回と真逆のことを言われたりして
翻弄されてしまったりすることもあるのだけど、今回は深く感銘した
試行錯誤の間に閃きがあるのだね
真逆のアドバイスも、その試行錯誤の間に一度ボツにしたアイデアの敗者復活なのだ
**************************
見に来てくれた知り合いに、3年前の作品に使用した「とくさ」だと説明しながら
まさしく3年前の日本橋高島屋で使用したものだということに気づいたよ
全然意図してなかったけれど、3年ぶりに復活した草月展にふさわしい素材だったのでは?!
里帰り?できて、茶色のとくさも喜びでちょっと輝いて✨見える(気のせい)
「そてつ」は、切り口から乾燥してだんだん色が変わり、会場でもいい働きをしてくれた
茶色のとくさに挿したそてつはすっかり茶色に変わり、
緑の多い方のとくさ側にあるそてつは、まだ緑が残っている
会場の照明効果で、「宙に浮いてるように見える」「バランスで立ってるの?」と
途中で断念したはずの「当初の作品イメージ」の感想を頂くなど