Let’sいけばな

（１３６）秋の気配
こんばんは　Let’s いけばな♪だよ

まだまだ暑い日も多いけれど、暦の上ではもう秋なのだ
夏の間にひまわりをいけなかったなぁ、そういえば・・・

去りつつある夏を惜しみつつ、秋のいけばなをしようかな

ひまわり、ワレモコウ

渋い色のひまわりがあったので
黒っぽいトーンに統一させて秋の気配を意識したよ

ワレモコウも秋を感じさせる花材だよね

ワレモコウがちょっと花火のようでもあり
ガラスの器が夏を感じさせるようでもあり
うまい具合に今の時期をいけられたような気がする
うむ、自画自賛なのだえへん

今回、気にしたのは花器の色
黒い花器に黒い花・・？全体的に重くなり過ぎないかい？
白い花器に黒い花・・？モノトーンもいいけど、白と黒の配分が難しそう
赤や水色の花器に黒い花・・・？かなりビビットになりそうだね

一体何色の花器がいいのだろう・・

手持ちの花器だと種類がそんなにないのでいろいろ迷ったのだ

茶色のガラスの器を選んだらしっくりきたよ、良かった

ひまわりは頭（花）が重くて、ふらふらしてしまうのも難儀だね
うつむいてしまうと花がよく見えなくなるし何より美しくない

上の見本をもう一度見てごらん
一番手前のひまわりはかなり下がってるけど花は上を向いてるよ
下がっているのは茎がやわらかくしなってるだけなのだ
花がうつむいてしまうと、裏側になってしまう

裏側を意図的に見せる場合もあるけれど
せっかくの花色が見えるようにせめて横を向くぐらいの位置で
花をうまく留まる位置を模索するのだ
花をくるくるさせながら、ね

いったん上向きで留まっても、別の花を入れるとくるっと回ってしまうよね
でも、大丈夫
複数の花を入れるときはお互いの重さで安定することもあるので
最後にもう一度位置合わせをしよう
うまく上向いたかな？

ひまわりの季節はそろそろ終わりかな
終わる前にぜひ試してみてね


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