こんばんは~


今月からは新しいテーマ「投入(なげいれ)」についてだよ

「投入」って言っても、投げていけるわけじゃないよ

剣山を使わず、筒型や壷型の高さのある花器にいけるスタイルだよ

花材は桃と菜の花を使うよ


基本立真型のカタチは覚えているかな

一番長い枝が「真」
真がすっと立っているから立真型だよ

さて・・・投入でどうやって角度をつけるのかな・・・

今回は縦の添え木留めにするよ


こうして花器の高さと同じかやや高いくらいの長さの枝を用意するよ

これは花材の中からうまく取れるといいね
下にする方は立つように切り口はまっすぐ
上にする方は切り口を斜めに切って、さらに縦に切り込みを入れるんだ
切り込みをいれるのは太い方がやりやすいので、枝の両端を見て太い方を上にしよう

切った後、はさみをぐぐぐっと押すようにすると割れていくよ
でも、節がある部分は要注意


割れ目がまっすぐになるように注意して、節の部分は鋏で切ろう

真の長さは花器の高さ+幅×1.5倍に少し器の中に入る部分15cmか20cmくらいの長さを余分に取ろう

真は手前に15度傾けるので、花器の内側の枝のあたり具合を確認して切り口を斜めに切ろう
これもさっきと同じように割りを入れていくよ
割りの長さは15cmくらい・・・結構たくさん切るんだよ


そして、さきほど準備した添え木の割りに、真の割りを挟むよ


だけどね・・・この状態だと15度の角度を保てないことが多いね・・・


でも、気にしないっ

さぁ、次に行くよ

次は副(そえ)

副は真の長さの4分の3にやはり器の中に入る部分として15cmくらい余分に取るよ
左手前に45度傾けるので、同じように花器の内側の当たり具合を確認して切り口を斜めに切る
これも割りを15cmくらい入れる・・・
そして、また添え木に挟むんだっ



挟むのは添え木でも真でもどちらでもいいよ
真が15度に留まる場所を探して挟み込むんだよ

真と添え木だけでしっかり立つのが一番いいけれど、
副が入ることでよりしっかりしたカタチになるんだよ


真と副が入ったところで今日はおしまいっ


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仕上げは来週のLet’sいけばなで紹介するので、また来てね~


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COMMENT:
AUTHOR: bunko
DATE: 2013/03/06 10:47:20 PM
こんばんは
きょうは添え木の使い方を覚えました。
こんな仕掛けがあるのですね

写真は一目瞭然、わかりやすいです。
来週はこれに菜の花ですね。楽しみです。
ピンクと黄色、いいですね~

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COMMENT:
AUTHOR: なかちゃん
DATE: 2013/03/06 10:28:36 PM
う~ん、なるほど!、学校の工作の時間を思い出したよ…
"なげいれ"って、こんな仕掛けがあるんだ!
出来上がりを見て、"あっ、綺麗!"って思った次に、
学校での工作の苦労を思い出すかも…
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COMMENT:
AUTHOR: 修行蛙
DATE: 2013/03/06 10:56:40 PM

わたしのつたない説明とこの写真だけで
お分かりになりましたでしょうか


この方法だと花器を傷つけないので
ガラス花器にもいいのですよ

あ、もちろん透き通って丸見えのガラス花器はダメですが

来週もぜひよろしくお願いします


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COMMENT:
AUTHOR: 修行蛙
DATE: 2013/03/06 10:53:32 PM

ふっふっふ


あ、でも、添え木を使わない方法ももちろんあるのですよ

ただ、このやり方だとしっかり留まるので
ちょっとのことでは崩れません

工作・・そんなに大変でしたか


わたしは結構好きでしたよー


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COMMENT:
AUTHOR: Ben2
DATE: 2013/03/07 04:45:48 AM
修行蛙さん、おはようございます。
なるほどなるほど、縦に割いて組み込むんですね。枝どうしが絡むと結構しっかりしますね。
縦に割くのにも鋏を使うんですね。てっきり(私の好きな)刃物が出てくるのかと期待してしまいましたσ(^_^;)。
けど、花材が枝ではない時は…?、これは次の機会かな?。
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COMMENT:
AUTHOR: 修行蛙
DATE: 2013/03/07 12:39:23 PM

ナイフは残念ながら使わないですね・・・・・
たいていのことは鋏で対応できてしまうので


鋏で切れないものは、のこぎりを使います


枝を使わない場合は・・・・・・


またこんどー


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