解析ツール

2011-05-22

四方正面

一週間前に購入した花材の生き残りを使って四方正面にいけた


バラ、アルストロメリア


四方正面とは、字の通り、四方のどの角度からも見られることを意識していける

普通、いけばなは床の間などバックに壁がある場所にいけるので、正面から見られることを前提にいける
草月では、いけばなは床の間だけにとどまらない、と考えているので、
いける場面を想定しつついけることを学ぶ


その中のひとつが四方正面

結婚式などでテーブルに置かれるフラワーアレンジメントは、どこから見られてもいいように作られている
四方正面のいけばなは、その点でフラワーアレンジメントに近い

だけど、いけばなの場合、
四方のどこから見ても「いけばな」になっていることが大切

四方どこから見ても同じではいけない

四方それぞれ違う見え方が楽しめるようでなくてはいけない

花材のすべてが後ろや横を向いてしまっては、正面とはいえない
単に後ろから横から覗いてますっとなるだけ

だから、違う面から見たときに正面になるように、後ろ向き、横向きにいける花材もある

その後ろ向き、横向きにいけた花材がわざとらしくならないように注意する

わざとらしくなっていないか、
正面とは思えない出来になってないか、
多少不安はあるけれど
残り物の材料の割には、うまくできたように思う

0 件のコメント: