
基本立真型(盛花)
草月では一番長い枝を“真(シン)”と呼ぶ
次に長いのが“副(ソエ)”
それと“控(ヒカエ)”の3つを主枝(シュシ)という
基本花型はこの主枝3本が骨組みとなる
真がすっとまっすぐ立っているので、立真(リッシン)型
盛花とは水盤に剣山を使っていけること
基本花型はいろいろあるけれど、あとはこの基本立真型を基にしたアレンジ・・と思ってもいいんじゃないかな

真はまっすぐ立てる・・・といっても少し前(15度くらい)に傾斜させる
倒す角度はそれぞれの主枝ごとに決まりがある

副は左斜め前に45度くらい倒し、控は右斜め前に75度に倒す
←横から見ると全体的にかなり前に倒れているのが分かると思う
慣れてくると倒すのは当たり前に思うけれど
最初はなかなか思い切れない

いけているときは、花器に近いから自分のほうに倒すのは、なんか変な感じがする・・・
だけど離れて見たときにはこのくらい倒れていてちょうどいい
剣山の位置も決まっている

前方、左寄り
これは花型にあわせて水の見せ方を配慮した位置
主枝だけを図に描くと・・
ちなみに、こういう図を花型図と呼ぶ
・・・描き方にも一応決まりがある・・・カエル



まり、決まりと書いたけれど、これはあくまでも、この通りにいけたら美しくなる、という一例に過ぎない

初めて花をいける人にわかりやすいパターンとして示すためのもの
主枝以外は従枝(ジュウシ)と呼ぶ
従枝は、主枝と同じ種類の花材のときは主枝より短くする(じゃないと主枝がどれだか分からなくなる

剣山が丸見えにならないよう全体にバランスよくいれていく
同じ基本立真型をいけても、花材が異なると、葉や枝の切り方で、全然違って見える
従枝の入れ方でも全然違って見える
花材に何を選ぶか、どう花材を切るか、どこに従枝をいれていくか、その違いが個性

わたしに誇れる


・・あったとしてもすぐに思い浮かばない

それでも、わたしの花にはわたしの個性がきっとでているんだろうな

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