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2021-06-27

終わりと始まりの花

 まずは王様からのお知らせだよ

2021/6/30()から7/2()の三日間、
草月会館で開催される「創造の空間2021 TOKYO
2期に合作で参加するのだ

ド平日の昼間、展示作品数も少なく、コロナ禍の中で密を避ける工夫がされたものの
緊急事態宣言発令されたため会期が延長に延長して、ようやく開催なのだ・・

この合作のグループに、ハンガリーの友人が参加する
日本で25
年の教鞭をとりながら、いけばなの勉強もしてきたのだけど
今年の7
月に帰国することになったのだよ

25年の締めくくりとしての展覧会参加であったけれど、
再設定されたスケジュールでは参加できないかもしれないという危機が!!
それを危惧した師匠が1
回目の会期延長の時にも本部と交渉してどうにか回避したのに
またもや延長・・・ほんとどうなることかと思ったのだ

もう一度本部と交渉して、少し前倒しでこの土日に制作許可をいただいた
ほんとのほんとに帰国直前ギリギリなのだよ
一緒に作業できることになって良かった・・・

最後の参加ということもあってか、師匠はいつも以上に
「どうしたい?
どうすればいいと思う?
と意見を聞いていたように思う

来週の仕上げには参加できないけれど、
成田に行く前に完成作品を見に来ることはできそうとのこと・・

わたし達の作品は、草月会館入り口前、建物の中ではなく、外が展示場所なので
実は半完成品をすでに見ることが可能である
半完成品と言っても、これで完成品と言っても良いようなぐらいの状態である

来週の完成品がどうなるか、制作してる側もドキドキ、ワクワクだよ
お楽しみに!!

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(話は続く・・) 

2021-06-26

アーティチョーク

 師匠が主催の研究会が開催されたのだよ

王様が通う教室以外にも先生は複数の教室を持っているの
普段会わないような方ともこの日は一緒になる

毎年、年に一度、1
月か2月に開催していたのを、今回開催の運びに・・・

テーマは「連花」

三人一組で最初の一人がいけたのを受けて、二人目がいけ、
最後に三人目がまとめるのだ

この日のテーマのために、いつものお稽古とは違う立派な花材、珍しい花材が勢ぞろい
しかも、チームごとに花材がまったく異なる

花材がすでに振り分けられたチームNOが書かれたくじを引くと
おのずとメンバーが決まる

・・・のだが、なんと王様が引いたくじは、超立派なアーティチョークのチーム
しかも、この日お休みになった方の代わりに参加する先生と同じチーム

その中で、わたしは二番手

最初の人のいけたのを受けていける・・なんて難しいなぁと思ったけれど
普段使わない花材と最初に対峙するのも難しい・・・
三番目は作品のまとめなので、一番難しいけれど、それは先生だから安心だw

素材の重量をどう扱うか
大きな素材をいける時は普通のいけかたしたのではダメ
テーブルの上に限らず、教室全部をいける場として考えていける

と言ったアドバイスが先生から飛ぶ
ふむふむ φメモメモ

一番手の人がアーティチョークの長さもそのまま使うため床から
花やつぼみの重さで倒れないようにテーブルに立てかけるようにいけたので
わたしはテーブルの上で小さく軽やかにいけようかと最初思ったのだよ

アーティチョークは三番手の先生に任せて・・

(先生がどう使うか見てみたいというのもあったので)

しかし、めったにない機会だし、やはりアーティチョークを使いたい

そうなるとテーブルの上は無理・・
一番手と同じ高さのある作品ではおもしろくない・・
・・などと考えてたら、テーブルの下の空間がちょうどいいように思えたのだよ

テーブルの下から力強く上がってくる感じに!!

そう、この日の立派な花材ならできそう・・・


流木を支点として、アーティチョークを上向きになるようにしてから花器をセット
うまくバランスの取れる支点の位置を見つけるまでちょっと時間掛かったけれど
見つかってしまえばなんてことない

後はテーブルが支えになるので、好きな場所に花材を配置した感じ
あまり難しいことを考えることなく、スッスッスッといけた

 

最後の先生は、テーブルの下には荒々しさが残る感じの作品から
テーブルの上に軽やかな作品につながるようにいけ、
一番手、二番手の作品とつながっていて、さすがお見事であったのだ

どうやらテーブルの下を使ったのはわたしだけだったり
重さのあるアーティチョークの使い方だったりは
上の方に書いた先生のアドバイスをちゃんと活用できたのは我ながら良かった

テーマの主旨でもある、
普段一人では体験できない偶然の面白さを体験出来て
本当に楽しかったのだ、うむ


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2021-06-21

夏キラキラん

|ω・`)ノ ヤァ、久しぶり
 

夜パソコンの前に座る習慣が薄れてきたようだ…( ˘ω˘)スヤァ
かと言って、他に時間がある訳でもないのだよ_(:3 」∠)_←何もしてない

そんな訳でいまさらであるが、火曜いけばなである
もちろん明日のではなく、先週の・・・

ヒマワリに合わせて、元気色で夏らしく、しかし、涼しげに
そんな気分で取り組んだ、黄色のガラス花器

奥行きがあまりなく、ガラス花器にはたいていそうだけど、つるつる滑るので
無理かと思ったけれど、なんとか立ったよ、クララが立った(恒例の文言)

ワイヤーは使ったが、剣山は使わずに立たせたよ
夏キラキラ
(この写真だけ外部サイト「フォト蔵」を使用しているのだ・・クリックすると「フォト蔵」に飛ぶのだ、表示されない場合は「フォト蔵」がダウン中なのだ…)
ヒマワリ、姫ライデン、カヤツリ草

ヒマワリが花が小さめ(ミニヒマワリか?)で重すぎず、
ちょうどいい重さでライデンの枝の重さとバランスが取れたのである
ライデンの枝先はあまりワイヤーは使わず、絡ませただけ

あまり無理した感じもなくてちょうどいい、と先生から

この日は調子が良かったようである、うむ

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2021-06-13

大きな紫陽花

家元研究科に参加してきたのだよ
今回のテーマはちょっと難しい
説明が難しいので、省略・・・

まぁ、ざっくり言うと、
自分が何を表現したいのか、ちゃんと考えて、それを意識しろ
みたいな話なのだよ

今回は、ドドーンと大きめの花器に大きめの紫陽花をいけたかった
花器が月がちょっと欠けたみたいな感じに、口がすこし曲線になってるので
その曲線に合わせるように紫陽花の丸みをあてはめたかったのだ

そのイメージから〇をたくさんいけるようにしようかなと思ったけれど
紫陽花に注目して欲しかったので、紫陽花から枝が伸びるようにしてみたよ

あじさい
(この写真だけ外部サイト「フォト蔵」を使用しているのだ・・クリックすると「フォト蔵」に飛ぶのだ、表示されない場合は「フォト蔵」がダウン中なのだ…)
紫陽花、紅スモモ


紫陽花の大きさに負けないように、枝は長めにしたのだ
この枝、根元が結構太くてね、おまけに長さがあるし、花器の口は広いし
立てるのが意外と大変だったのである
あ、苦労話は作品に関係ないからしない方がいいんだった・・・

右側の枝も結構太いのだよ
しかし、写真で見ると縮尺が分からなくなるというか
紫陽花が大きいから、枝が細く見えるようだ
そういう意味では細い枝を使ったら、弱々しく見えたのだろうね、ふむ・・

講師には
 左側の枝がもっと紫陽花の真ん中から出てくるようにして
 もう少し前方に倒れていると、より効果的になっただろう
と講評されたのである

そうね、お城でいける時にはもう少しなんとかしよう・・などと思ったけれど
こんなにどっしりとした作品は多分いけられないのだ
王様は小ぶりのお城に住んでいるからね

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2021-06-01

雨宿り

 

雨の日にいけたからという訳ではないけれど

なんとなく、雨宿りしてるみたいな感じになったよ


今日はとても良いお天気なんだけどね・・・

ちょっと前にいけたのを今頃アップするの巻

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