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2021-06-26

アーティチョーク

 師匠が主催の研究会が開催されたのだよ

王様が通う教室以外にも先生は複数の教室を持っているの
普段会わないような方ともこの日は一緒になる

毎年、年に一度、1
月か2月に開催していたのを、今回開催の運びに・・・

テーマは「連花」

三人一組で最初の一人がいけたのを受けて、二人目がいけ、
最後に三人目がまとめるのだ

この日のテーマのために、いつものお稽古とは違う立派な花材、珍しい花材が勢ぞろい
しかも、チームごとに花材がまったく異なる

花材がすでに振り分けられたチームNOが書かれたくじを引くと
おのずとメンバーが決まる

・・・のだが、なんと王様が引いたくじは、超立派なアーティチョークのチーム
しかも、この日お休みになった方の代わりに参加する先生と同じチーム

その中で、わたしは二番手

最初の人のいけたのを受けていける・・なんて難しいなぁと思ったけれど
普段使わない花材と最初に対峙するのも難しい・・・
三番目は作品のまとめなので、一番難しいけれど、それは先生だから安心だw

素材の重量をどう扱うか
大きな素材をいける時は普通のいけかたしたのではダメ
テーブルの上に限らず、教室全部をいける場として考えていける

と言ったアドバイスが先生から飛ぶ
ふむふむ φメモメモ

一番手の人がアーティチョークの長さもそのまま使うため床から
花やつぼみの重さで倒れないようにテーブルに立てかけるようにいけたので
わたしはテーブルの上で小さく軽やかにいけようかと最初思ったのだよ

アーティチョークは三番手の先生に任せて・・

(先生がどう使うか見てみたいというのもあったので)

しかし、めったにない機会だし、やはりアーティチョークを使いたい

そうなるとテーブルの上は無理・・
一番手と同じ高さのある作品ではおもしろくない・・
・・などと考えてたら、テーブルの下の空間がちょうどいいように思えたのだよ

テーブルの下から力強く上がってくる感じに!!

そう、この日の立派な花材ならできそう・・・


流木を支点として、アーティチョークを上向きになるようにしてから花器をセット
うまくバランスの取れる支点の位置を見つけるまでちょっと時間掛かったけれど
見つかってしまえばなんてことない

後はテーブルが支えになるので、好きな場所に花材を配置した感じ
あまり難しいことを考えることなく、スッスッスッといけた

 

最後の先生は、テーブルの下には荒々しさが残る感じの作品から
テーブルの上に軽やかな作品につながるようにいけ、
一番手、二番手の作品とつながっていて、さすがお見事であったのだ

どうやらテーブルの下を使ったのはわたしだけだったり
重さのあるアーティチョークの使い方だったりは
上の方に書いた先生のアドバイスをちゃんと活用できたのは我ながら良かった

テーマの主旨でもある、
普段一人では体験できない偶然の面白さを体験出来て
本当に楽しかったのだ、うむ


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