解析ツール
2021-01-29
編む
いけばなが続いたのである
これは火曜のことなのだ
いつものお稽古だけど、いつもとちょっと違ったのは
先生からお題が出されたことである
教室に来ている人はみんなそれなりに長いのでテキストは卒業しているので
自由にいける自由花なのだ
今日はいつも自由だから、
みんなで同じテーマにして各々のアイデアを見比べて学びましょう、と
「編む」か「平面」のどちらか、と言われたので、
王様は「編む」にしてみたよ
(写真は外部サイト「フォト蔵」を使用しているのだ・・クリックすると「フォト蔵」に飛ぶのだ、表示されない場合は「フォト蔵」がダウン中なのだ…)
クロメヤナギ、キンギョソウ、ガマズミ
編むなら枝分かれている方が編みやすいし、
枝分かれしてるのは当然枝先なのだけど、
剣山無しで立たせるなら、上の方で編み込む前に
まずは下の方で土台を作りなさい、とアドバイスを受けたのだ
下の方で枝を割って噛ませて固定して
上の方で編み込みをしていったよ
枝の様子を見ながらなので、いわゆる籠のようではなく
おもしろい形になったのだ
編み込んだ感じは上からの方が分かりやすいかな
編んでできた空間に花を入れていく
編み目が面白いから、花は編み込んだ空間から飛び出さない方が良いとのこと
編んだことで引っ張られて少し浮いてしまい、不安定になったのを
先生がもう1本枝を噛ませたらよいと直してくれたのだ
要するにつっかえ棒みたいな感じなのだけど、わざとらしくない
こういう構造としてあった方がいいけれど、そうとは悟らせないような
さらりとした入れ方ができると良いよね、うむ
裏から見てもきれいだよ
どこから見てもきれい、って最近よく言われる
仕上げる時にいろんな角度で見配りできるようになってきたのだな、うむ
にほんブログ村
2021-01-24
心が荒んだ日に
土曜日は家元研究科
寒かったからか、緊急事態宣言のせいなのか、参加者は少なめ
テーマは「場面を想定して」
このテーマだと「ハレ」の花が多くなる気がするのだよ
今回も「コロナ禍がなくなったら」と前置きがありつつも華やかな作品多め?
それはそれで良いのだけど、今、王様に必要な花はそういうのではないな・・・
そこで、考えたのは「オフィスに飾る花」
受付に飾る花のような華やかな感じではなく、事務所の中に飾るやつ
王様の副業は、現在テレワークがメインなので、
たまに出勤しても事務所の中は人が少なく閑散としてる
大量の仕事がさばき切れなくて心が荒んできても
以前だったら軽く愚痴や冗談を言い合った同僚は今やほぼパソコンの向こう側
ぽつんと一人で仕事してるみたいな感じでちょっと寂しい…
そんな時、パソコンからふと目を離して見える場所に花があったら…
(写真は外部サイト「フォト蔵」を使用しているのだ・・クリックすると「フォト蔵」に飛ぶのだ、表示されない場合は「フォト蔵」がダウン中なのだ…)
バラ、スイートピー
パソコンで疲れた目にも優しいグリーンを基調に
仕事の邪魔にならないように主張し過ぎない控えめな色使い
しかし、ただ花瓶に花を挿しただけとは違い
曲線の動きのある花瓶から、曲線を描いた茎が伸びてくるという非日常さ
小さめの花器の割に広がりもある控えめな華やかさ
ふふふん、どうだーーっ これぞ自画自賛祭りだっ
家元からは、
三方向から見られる構成になっているし、花器の形を活かしてますね
とまずまずの講評をいただいたのだ、ふふふん
三方向というのは正面からだけではなく、
右側から見ても左側から見てもきれいってことなのだ
この花器、水を入れてもやや軽くて
花を入れる度にガタガタ揺れてしまう
花の重さで倒れてしまうかもしれないと心配だったので
中に重りとして石を入れたのだよ
そんな工夫もしつつも、表現したい花が思い通りに完成して良かったのだ
そして、お城バージョン
同じ花器はないので、ちょっとどうしようかなと思ったけど
瓶2本でいけてみたよ
リモートワーク中の王様の心もこれで安泰なのだ、うむ
今日の写真はフィルターとか使ってないのに、
フィルター使ったみたいな感じになってるー???
にほんブログ村
2021-01-17
選考会
いけばなの選考会に参加してみたのだ
ここ数年は毎年参加しているのだよ、受賞したことないけど
今年の参加者は少ないだろうと思ったら本当に少なかった、とても少なかった
一年の成果のつもりで参加してるので、
結果よりも、思うような作品ができたかどうかが大事・・と思っているのだけど
はたして、それも怪しい感じである・・・むむむ
選考会の作品はとりあえず横において
お城でいけたいけばなである
(写真は外部サイト「フォト蔵」を使用しているのだ・・クリックすると「フォト蔵」に飛ぶのだ、表示されない場合は「フォト蔵」がダウン中なのだ…)
ハクモクレン、ドラセナ、トルコキキョウ
ハクモクレンもドラセナも、可愛らしさはない気がしたのだけど
トルコキキョウと合わせからなのか、全体的に可愛くなった気がする
まぁ、いけ手が可愛いから作品も可愛くなるのだ、仕方ない仕方ない、うむ
2021-01-12
初稽古
連休明けで初稽古である
王様業と二足の草鞋をしている業務は午前で片づけ(実際には片付かなかったが)
優雅にいけばなに勤しむのである、うむ
・・・・しかし、ここのところ不調である
今回も苦戦したのだ
何か少しはいつもと違うことを、とか思ったのがいけなかったのか
それとも午前中に片付かなかった業務の影響なのか
どうにもぐすぐず
それでもなんとかカタチにしたけれど、花が決まらない
さて、どうするか・・ちょっと離れて眺めていたら
(手の届く距離で見ていると分からないことがあるのでたまに遠くに離れるのだ)
先生がやってきて
凝り過ぎてキチキチに堅苦しいので
少し崩した方がいい
と言われたのである(; ゚∀゚) アハハハハ
剣山は使わず、黄金ミズキを針金で留めて大枠を作り
そこにバラを入れたところでの話である
その「崩し」はもうひとつの花材、
ハランでなんとかなるんじゃない?
と先生がシャッシャッとハランの葉を裂き、カタチを作る
このハランの扱いがね、王様の思いつく範囲の外なので感心しかない
そのハランをスッと(そう簡単には済まなかったものの)
立たせると、
なんということでしょう(キラキラ)
さきほどの、悪くはないけど良いかどうか微妙なもの、が
見事に作品になったのである
黄緑のミズキに黄緑のバラに緑のハラン
ミズキのカタチとか造形的なのだけど、
全体としてはちょっとナチュラルな雰囲気もあり
緑のグラデーションがシックで落ち着いた雰囲気・・・つまり自画自賛である
こういうのを自分でサクッといけられるようになりたいものなのだ、うむ
にほんブログ村