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2019-11-29

木曜いけばな

今日の花材は枝がない
草花ばかり、それも繊細な感じのものばかり…
自由花の時には全然問題ないけれど、花型をやるとなるとちょっと難しいな

そこで草花でやりやすい第六応用平真型にしたのだよ
第六応用はテーブル花
食卓の真ん中に飾られているアレ
と言っても、花が飾られている食卓なんてあまり馴染みがないけどw
それはともかく、
座って見てもキレイに、四方どこから見てもキレイ
...となるようにしなくてはならないのだよ

先生が得意とする花型だから、だいぶ手直ししていただいてしまった
第六応用平真型
(写真は外部サイト「フォト蔵」を使用しているのだ・・クリックすると「フォト蔵」に飛ぶのだ、表示されない場合は「フォト蔵」がダウン中なのだ…)
ドラセナ、カーネーション、スチールグラス、姫モンステラ

直していただくとわたしの作品のようで、ちょっとわたしの作品ではなくなるけど
間近で手わざを見せていただくのは良い勉強になるよね、うむ

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2019-11-27

火曜いけばな

ジャッジャッジャーン、ジャッジャッジャーン
タラリラタラリラタラリラ…

なんとなく久しぶりに火曜サスペンスな音楽が頭に浮かんでしまった火曜いけばな
ここのところ草月展の作品の試作が続いていたので、久しぶりに剣山なしをしたのだよ

というか、先生から剣山なしをするように指示を受けた

剣山なしはね、三角錐をイメージしてもらえば良いのだけど
足が三本あって上が窄まっていれば立つのだよ
剣山は使わないけどワイヤーは使ってもいいのだからね
ただ、それだと安定するけど、面白味がない
面白味を加えるにはバランスをちょっとカエルのだ

今回はこんなバランスの崩し方をしてみたよ
剣山無し
(写真は外部サイト「フォト蔵」を使用しているのだ・・クリックすると「フォト蔵」に飛ぶのだ、表示されない場合は「フォト蔵」がダウン中なのだ…)
サンゴミズキ、ハラン

サンゴミズキを丸めると〇と根元の2か所が底辺につく、これが三角錐の2点となる
そうなると後1点あれば三角錐の完成するってわけさ
枝3本で三角錐を作るのではなく枝2本で完成させることでバランスを崩すのだよ

ただ枝2本だけでは作品としてはちょっと物足りないので
さらに材料は足していく
ただし、最初の三点以外に点を増やしては意味がないのだね

もう一本足した枝はなるべく最初の三点に近い場所に入れ
ハランの茎も空間を埋めないように気を付けたよ

剣山無しのバリエーションが少しは増えたかな、うむ

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2019-11-24

メンバー紹介

まだまだ話が続くのである
草月いけばな展についての話にもうちょっとお付き合いして欲しいのだ

昨日はちょっと長くなりそうだと思って書くのをやめた花材について

白い壁に白い包帯なので、目立つように赤
それもできれば黒っぽいぐらいの赤、にしたかったんだよね
前にも書いたように花材の発注に行き違いがあって
当初予定していた花材が入手できなかった

一番困ったことに黒っぽい葉のドラセナが入手できなかった
お稽古の時に練習いけで使用したドラセナが1本あったのだけど
もう2週間ぐらい前のだから下葉が枯れてきてて、小さくなってしまったのだ

赤いバラも濃い赤と明るい赤、花の大きさの大小を組み合わせるつもりだったのが
赤は1種類しか入手できず
代わりにやや小ぶりの花のピンクのバラと紫っぽいバラを購入して
赤-黒ではなく、赤-紫に路線変更したのだよ

赤-紫路線にしたので、小さくなってしまったドラセナの埋め合わせに
紫色のシンフォリカルポスを追加

葉が欲しかったので、これまた少し前にお稽古で使ったユーカリが
半枯れて葉が乾燥してきたのでこれを赤に塗って…

あ、そうそう
その前に輸入できなくて手に入らないことが決定した花材は
レッドウィローという赤い色の柳なんだけど
代わりにウンリュウ柳を購入してアクリル絵の具で自分で赤色に着色したのだよ
その絵の具がまだ残っていたので同じ色でユーカリも着色した

後から考えるとユーカリは緑のままでも良かったかもしれない
でも赤で統一の当初のイメージを優先させてしまった
ユーカリについてはふと思いついて、金ラメも塗ってしまった
100均で買った金ラメ入りの透明マニキュアがあったのでね
実はこの金ラメ入りマニキュアは両国の作品でも使ったもの

しかし、着色は案外、触っているうちに剥がれてしまうんだよね
ウンリュウ柳をアクリル器に絡めるのは現場作業だったので
曲げたりしているうちに剥がれてムラができてしまったのだけど
包帯を汚してはいけないから現場で絵の具で塗りなおすわけにもいかず
気になったところは油性マジックで塗ったけど、後はもう諦めw

今回は「事前に制作したものを置きにくる」のではなく
「現場で制作する臨場感」を大切にするようにという制約もあったのだけど
花材が練習の時とはまるで違うので、臨場感マシマシになったというね
いろんな意味で勉強になったのだ、うむ

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美しく散る

華やかに激しく生きろと生まれ...てはいないんのだけど
バラである

突然何の話をしているのだ、おまえは?
という声が聞こえてきそうだけど、この辺境の地に訪問者は少ないから
誰からも突っ込まれないだろうと安心して話を続けよう<ベルばら...

ベルばらの話じゃなくて第101回草月いけばな展の話なのだ
水揚げに失敗して展示中に萎れてしまうのが怖くて、
普段避けているバラ
それを今回の花材に選んでしまったのだ

いや、選んだつもりはなかったのだけど…

まず最初から話すとしようか・・・と思ったけど話が長くなるから簡単に

今回の草月いけばな展は会場がふたつで、それぞれの会場でテーマが違う
おまけにわたしの選んだスパイラル会場ではいくつかの制約がある

まず指定のアクリル器とアルミ線を使うこと、それ以外の花器は使用不可


作品の展示は事前にどこに穴が開いてるか分からない木のフレーム内か、
または、前面に包帯が張り巡らされた状態の壁
どちらを選んでも、鑑賞者からは作品の全体像は見えないし
いけ手もどんな見え方になるかは実際に会場に行って展示するまで予測できない

最初に作品のデザインを考えた時に
アルミ線をぐるぐる巻いてそれをバラの花に見立て
花は使わない作品のデザイン画を師匠に見せたのだよ

即、却下

自分ではバラを作ったつもりでも絶対バラに見えないからやめるべき
アルミ線でバラを作るくらいなら本物のバラを使いなさい

はい、これがバラに決定した瞬間

しかし、バラはそれだけで美しいゆえに難しい
花は美しいだけではダメなんだ

試行錯誤してく中で、花束にならないように、小さくまとまらないように
というのを散々指導されたのだけど、はたした結果は・・・?


展示場所が一番端だったので脇からよく見えるw

師匠からは「ちょっと消極的だったわね」との講評だったww

来場者の声としては「キレイ」という感想はそこそこ聞こえてきたものの
まだまだ力不足を感じる結果となったのだよ
だがしかし、反省はするけど、後悔はしてない
これが今のわたしの実力
まだまだあがきがいがあるというものだね、うむ

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2019-11-22

ピンチはチャンス?

ピンチはいつも突然に、当たり前だが

わたし、かえるのピョントル、こちらはキキ(危機)という瞬間が
一週間前にも訪れた

草月展で使用するつもりで花屋に発注した花材が入荷しないという連絡が来たのだ

いや、その前に確認したやん…と、ちょっと思った
なにせ自然のものなので、季節的にあるだろうと思っても
いいタイミングで入荷しないということがあるから、
どうですかね~?って確認したのだよ

後日、確認した結果を教えてくれると言って
「取り寄せになるので一週間前に連絡頂ければ」
という返事だったから、当然大丈夫だということなんだろうと思ったわけだね

よくよく聞くと、その花材は当たり前のようにこの時期市場に出回るのだけど
実は輸入で、それも中近東のどこかから来るらしいのだよ
今、アメリカががんばってる(!?)ので、今年の入荷はないだろう、と
市場でのもっぱらの話らしい

それはもう仕方ない・・・代案を考えなくてはならぬ、ぐぬぬ

先生にも相談して代わりの花材を決めたのだけど
立川の方が安いから立川で買うと良い、と言って
先日の公園の野外作品の撤収時に持ちカエルように
手配しておいてくれたのだ、ありがたい

そんな経緯で発注しておいた花屋には「その花材はキャンセルで」と連絡した
それ以外にも発注してあったので、それを今日、予定通りに引き取りに向かった
会社を定時にあがってお店の閉店時間ぎりぎりに到着になるのだよね
ちょっと遅れるという電話をした時に、なんか反応が変だったのだけど
お店に着いたら「・・え?全部キャンセル・・・という意味だと思ってました」
↑がまぐちを握りしめてる

・・・え?

何もないの?

あれ?明日・・・なんだけど?

しかも早朝いけこみ、なんだよね、明日は・・・

あれ?どうしよう?

この時の王様は不思議なほど冷静で
かといって頭が真っ白になって何も考えられないという訳でもなく
怒るでもなく、焦りもせず、
とりあえず近いものを買って帰ろうとしか思わなかったのだよね

“発注したつもりの花材”の一部は在庫があったので購入したけど
店内をざっと見た感じでは他には使えそうな感じのはなかったように思う
その辺りの記憶があいまいなのは、やはり少しは動転していたのかな…

一部しか入手できないのではどうにもならないので、他の花屋へ
しかし、どこの花屋も閉店の時間
最近、東京近郊の駅にはだいたい店がある花屋ぐらいしか開いてる店がない
ちょっとお高いから避けていたけどやむを得ない

“発注したつもりの花材”はなかったけれど、
店内にある花からとりあえず見繕った
まぁ、これでなんとかなるだろう、うむ


わたしの先生は花展前のお稽古の時に、
出品予定の作品を何度も何度も練習いけをさせるのね
いける度に違うことを言われたりして、
最終的にOKでるのは本当に直前となる

先生の元についてから3年目なのだけど、
初年度は「本番は練習の時の通りにやれば大丈夫」が
「練習の時とそっくりな作品をいけなくては」になってしまい、失敗した

翌年は先生と一緒に出品したから、
その場でも指導されたので失敗はしなかった

今年は先生と一緒じゃない
おまけに練習の時と花材が違う

今こそ、「練習の時のようにいければ大丈夫」を発動する時なのだ
結局、何度も何度も練習するのは、
この作品は何を気を付けていけると良いか、
を探る試みなんじゃないかと思うんだよね


だから、まぁ、花材ががらりと変わっても、たぶん、大丈夫
うん、多分ね・・・(震え声)

おっと、今何時だ?
明日は朝7時に現地集合なんだよ、こんなことしてる場合じゃないんだw
しかし、ちょっと気持ちを整理したかったんだよね

わたしもコミュ障気味だけど、花屋との行き違いは致命傷だから気を付けないと・・・
しっかり肝に銘じて、、、も、うまくできるか分からないな
なにせ王様のことだからね( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \←ダメじゃん!!

2019-11-17

撤収

土曜日はのこぎりを振り回してきたのだ

↑完全に危ないカエル

昭和記念公園で開催していた「よみがえる樹々のいのち」展は金曜までで終了
その撤収作業をしてきたって話なのだ

野外、それも公園、一般の人が自由に触れる作品ということで
頑丈にするためかなりのビスを使ったので、壊す時も大変なのだ…

材料の木はまた公園に返却
公園はそれをチップにして肥料にしたり、短く切って薪にしたりするので
ビスやワイヤーなど金属はすべて取り除く必要があるのだよ

インパクトドライバーでうまく外せるのは70%ぐらいだろうか
残りはビスの近くをのこぎりで切って、割るというか、掘り出すというか
まぁ、とにかく大変なのだ

明日には腕が上がらなくなってご飯を食べるのも難儀するだろう、と冗談をかわしたけど
どうやら無事のようだ…
だが、まだ安心できないぞ、それは明日やってくるかもしれないからね!

驚いたことに、いつも腕にしているfitbit(活動量計)が
運動を自動感知して記録したと通知してきた
どう考えてものこぎり振り回していた時間を
「野外サイクリング」
で記録したらしい…

野外しかあってないし!
まぁ、のこぎりり振り回す運動は設定にある訳ないと思うがw

それにしても、木曜はいけばなのお稽古、金曜は家元研究科、そして土曜はのこぎり...
なんだろうね、この一箇所に集まりがちなスケジュールは

植物+異質素材

今月の家元研究科は「植物+異質素材」がテーマだったのだよ

異質素材というのは、植物以外の何かってことだと思ってもらって良いので
植物と植物以外でいけるってことなのだな
というと、何かすごく変なことをするように思われるかもしれないけど
実際すごく変なことするよww

ルールは簡単
異質素材が作品を構成する要素になってること
その異質素材を取り除いても成立するようではダメなのだ

やりがちなのは、普通に植物でいけたところに異質素材を置きました、とか
異質素材を花器と拘わらせたまではいいけど、その後は普通に植物をいけました、とか

必ずしも異質素材と植物が絡み合ってる必要はないし、
ただ絡み合ってるだけで、取ってつけたみたいくなってたらダメなのだ

この加減がすごく難しい…

花材は花屋さんが持ってきた中から選ぶ(自分で持ち込みも可ではある)けど
異質素材は自分で準備して持っていくので
何を用意するかもなかなか難しい

今回わたしは、前は使ってたけど使わなくなったヘアカーラーを用意した
でも2つしかなく、それだとどんな花材に合わせるか分からないのに心細いと思い
100均に行って他に何かないか探した
ヘアカーラーは同じようなタイプのもので、色も似てたのがあったので買い
念のためヘアカーラーとは別の物も用意した

ヘアカーラーは筒状なので中を通すこともできるし、柔らかい花材なら
カーラーに巻き付けることもできると思ったから選んだので
花材は柔らかく矯められるユーカリと
カーラーと色が同系色のムラサキシキブを選んだよ

異質素材とどう関わらせるか、すごく悩んだ末の作品はこちら
植物+異質素材
(写真は外部サイト「フォト蔵」を使用しているのだ・・クリックすると「フォト蔵」に飛ぶのだ、表示されない場合は「フォト蔵」がダウン中なのだ…)
ムラサキシキブ、ユーカリ、ヘアカーラー

結構、制限時間ギリギリまで掛かったし
いけ終わった直後は正直、うまくできた気がしなかった…

それがね、家元の反応が割と良かったのだ
最初に「あ、おもしろい…」と一言があり
その後の講評ではだいたい以下のようなことを言われたのだ

リズミカルで今にも動き出しそうな感じがあって良い
口元を少し開けているから軽さが出てる
白い花器にしたのは良いが、もう少し低い花器の方が良かった

紫のカーラーが一直線になってしまったので
一本調子でつまらなくなってるんじゃないかと心配だったので、
そのことを質問したら「いや、いいと思う」とのこと

花器は最初に選んだ花器は違うものだったのだけど、
いけてる途中で合わないと思い、白の花器にカエル、これが良かったんだ!

花器の中があまりキレイじゃなかったので目隠しをしようと思ったけど
口元にべたーっと置いたらダメよな..

作品の前から見る人からは隠したい部分は葉で隠れるけど
短めのユーカリをベターっとならないように浮かすように入れたんだー
これも良かったみたい!

なんだ、すごいぞ、王様、やったね!(自画自賛)

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2019-11-15

木曜いけばな

木曜いけばなは花型をいけることにしていたのだけど
今日も剣山無しでいけてみるように勧められたのだよ

出だしはすごく良かった
ウンリュウヤナギ3本でワイヤーも使わずしっかり立った
先生に「おもしろいじゃない」と言われたりもした

だけど.....他の花材を足そうとした時に崩れてしまったのだよ(;´Д⊂)
ヤナギなので、しなやかで紐のように自由になる枝を絡ませて立たせていた
それがほどけてもう一度同じカタチに戻すことができなくなってきた

見かねて先生が助け舟を
最初に立てたカタチとは少し変わってしまったけれど
どうにかこうにか完成
ウンリュウヤナギ、紅葉ヒペリカム
うむ、きれいでしょ
この角度を正面のつもりでいけたのではないのだけど
どこから見てもいい四方正面になったのだ
なので、背景がきれいな向きで撮影

しかし、ほとんど先生のおかげなので、あまり胸を張っていばれない…

ま、今日のところはこんな感じで

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2019-11-14

増殖

今年、いや、去年からだったかもしれないけど
多肉さんがすくすく成長して、
子株だらけ&ぼさぼさになってきたのだよ

窮屈そうだから分けた

1鉢ずつだったのにこんなになってしまった

しかし、作業するには時期的に遅かったかもしれない
うまく根付いてくれると良いのだが…


ちなみに王様もゆっくり増殖中
会社指定の健診機関が大変混雑していて健康診断の予約が数か月先になったのね
それまでには筋トレ効果で良い数値になる見込みでいたんだけどおかしいなぁ(゚∀゚;)