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2019-11-24

美しく散る

華やかに激しく生きろと生まれ...てはいないんのだけど
バラである

突然何の話をしているのだ、おまえは?
という声が聞こえてきそうだけど、この辺境の地に訪問者は少ないから
誰からも突っ込まれないだろうと安心して話を続けよう<ベルばら...

ベルばらの話じゃなくて第101回草月いけばな展の話なのだ
水揚げに失敗して展示中に萎れてしまうのが怖くて、
普段避けているバラ
それを今回の花材に選んでしまったのだ

いや、選んだつもりはなかったのだけど…

まず最初から話すとしようか・・・と思ったけど話が長くなるから簡単に

今回の草月いけばな展は会場がふたつで、それぞれの会場でテーマが違う
おまけにわたしの選んだスパイラル会場ではいくつかの制約がある

まず指定のアクリル器とアルミ線を使うこと、それ以外の花器は使用不可


作品の展示は事前にどこに穴が開いてるか分からない木のフレーム内か、
または、前面に包帯が張り巡らされた状態の壁
どちらを選んでも、鑑賞者からは作品の全体像は見えないし
いけ手もどんな見え方になるかは実際に会場に行って展示するまで予測できない

最初に作品のデザインを考えた時に
アルミ線をぐるぐる巻いてそれをバラの花に見立て
花は使わない作品のデザイン画を師匠に見せたのだよ

即、却下

自分ではバラを作ったつもりでも絶対バラに見えないからやめるべき
アルミ線でバラを作るくらいなら本物のバラを使いなさい

はい、これがバラに決定した瞬間

しかし、バラはそれだけで美しいゆえに難しい
花は美しいだけではダメなんだ

試行錯誤してく中で、花束にならないように、小さくまとまらないように
というのを散々指導されたのだけど、はたした結果は・・・?


展示場所が一番端だったので脇からよく見えるw

師匠からは「ちょっと消極的だったわね」との講評だったww

来場者の声としては「キレイ」という感想はそこそこ聞こえてきたものの
まだまだ力不足を感じる結果となったのだよ
だがしかし、反省はするけど、後悔はしてない
これが今のわたしの実力
まだまだあがきがいがあるというものだね、うむ

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