砂曼荼羅というものが、チベット仏教にあるのだそうな
それが修行の一環だとか・・・
すぐ壊すものを真剣に描く
せっかく出来あがったのに、すぐに壊す
これって、いけばなも同じかもしれないと思ったのだよ


いけばなは植物を扱うから、出来上がった作品を壊さず放っておいても
いつかは枯れたりしおれて長く取っておくことができない
そのせいか、いける人は自分の作品を壊すことに何のためらいもない
家元講習会では、目の前で立派な作品が次々と出来上がったのだ
大作などは釘を使うから作り上げるのも大仕事だ
でも、次の講習会に時間までに場所を空けなくてはならないから、 すぐに壊してしまう
展示会や、イベント会場にいけた作品も時間が来れば壊してしまう
以前、いけばな展で審査員をお願いした陶芸家の方は、
いけばな展終了後に潔く(?)壊してしまう様を見て軽くショックを受けたとか

すぐに無くなる作品を、なぜこんなに必死にいけるのか

なんだか、おもしろいねぇ

そして今日もまた、いけばなするよぉ


クリスマスっぽい花をいけようとしてみたのだけど、いまひとつ・・・

ガーベラ?どこにあるんだぁい?




ガラスの器の中に閉じ込めてみたのだけど・・・
ガラスの色が濃すぎてあまりよく見えない

後ろからキャンドルの光を当てて透かす努力もしてみたけれどダメっぽい

キャンドルのおかげで全体の雰囲気はよくなったけれどね


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COMMENT:
AUTHOR: bunko
DATE: 2012/11/24 11:57:31 PM
こんばんは
時々、草月のいけ方は大胆だなあっと思うことがあります。
きょうも、杉を逆さまにいけるところがそうだと思いました。
葉が綺麗ですしシンフォリ・・・としっくり感じ良くまとまっていいですね。
生け花ってホント、頭使いますね。
作品を壊してしまうことは考えずに、華やかなところだけ見て、これからも観賞することにしま~す

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AUTHOR: 修行蛙
DATE: 2012/11/25 12:26:57 AM
>bunkoさん、こんばんは

はい・・・草月って割と大胆ですよね・・・
わたしは、なかなか思い切ったこと出来ないのですが


逆さにしたら当然水を飲ませられないのですけど、
杉は乾いても緑の葉のままでいてくれるので、まぁいいかと

今を愉しむ、それが大切なのでしょうね

自宅の花はすぐに壊さないので、移り変わる姿を愉しみまーす

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COMMENT:
AUTHOR: もと。
DATE: 2012/11/25 11:51:24 AM
遅ればせながらミニトマトと聞いて来ました

どうやって取付けてるのでしょうか キニナリマス
シンフォリ・・ 舌を噛みそうな珍しい植物がたくさん出て来ますね
使われてる草花 どんなのかキニナリ いつも調べて勉強になります
カエルさんの頭から出てる白い輪っかもキニナリマス

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COMMENT:
AUTHOR: 修行蛙
DATE: 2012/11/25 09:02:59 PM
>もと。サン、こんばんは

わぁ~い、いらっしゃいませ~

ミニトマトは針金をぶすっと挿してるそうです。
針金が見えないように回りを葉っぱでくるんでいるとのこと・・・
針金通したら、ミニトマトに針金の味がうつっちゃうなぁ・・・
なんて思う食いしん坊でした→


頭のわっか・・・

元は携帯マスコットなので頭にストラップが付いてるのですよー


ストラップが写真に撮るとき、ジャマなので外しているのです
自分でもわっか目立つなぁと思ってたのですが、
そうか・・・やっぱり気になりましたか


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COMMENT:
AUTHOR: 加賀守
DATE: 2012/11/25 09:16:37 PM
修行蛙殿、こんばんわ。
加賀守でござる。
華道はもともと仏教の供花から始まると言われておりますので、チベット仏教の砂曼荼羅だけでなく全般にわたって、その精神の影響を受けていることは間違いないと思いますよ。
これは茶道と重なるかもしれませんが、「一期一会」や「諸行無常」などはその精神に取り入れられていると思います。
日本人の美意識には三通りあると思います。
・幽玄
・侘び
・寂び
求めるものによって、作品は変りますよね。
すんません。本文にほとんどかかわりのないコメントでした。
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COMMENT:
AUTHOR: 修行蛙
DATE: 2012/11/25 09:37:30 PM
>加賀守さん、こんばんは

はぁい、おっしゃる通りですね

いけばなをしたことのない方から、
すぐに壊しちゃうなんてもったいない・・・儚い・・・という
お言葉をいただくことがあったものですから
今回話題にしてみました~


詳しいコメントありがとうございました

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