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2012-08-20

いけばな講座

(45)水と花と・・・
部屋にちょっとお花があるとステキだけど~
水の管理がちょっとめんどくさぁ~い・・・特に夏はね・・・
なんて、思っていないかな

うむむむ、確かにちょっとめんどくさいよね~
剣山にいけると、水をどうやって取り替えるんだろう・・・・って思ったあなた
はい、その答えは・・・・

楽な方法などないのだよ
水を替えるときには花を全部抜いて、切り口はまた水切りして新しくして
そしてもう一度いけるのだ
そうやって、繰り返し繰り返しいけることで上達も早くなる

・・・・入門したての頃にそう親先生に教わったのだ
でも、めんどさいよね・・・
だけど、暑くても少しでもながぁ~くお花を楽しみたぁ~い

今日はいける時にちょっとばかり気をつけることで、少しでも長く楽しめる方法をご紹介
まず~ よくあるパターンとして
001
適度な長さにして、後はずぼっと花瓶にいけるって人はたくさんいるよね~
でも、よく見て~
002
葉っぱが水にひたひた~ 水の中で泳いでいるよ~ 水中花もあるね~
わぁ~涼しそう・・・じゃないのだっ

やわらかい葉っぱは水に長時間浸すとぐずぐずに溶けて水もどろどろにっ
水の中に浸ってしまう部分の葉っぱはきれいに取り除こうねぇ
花器の口元近くも押されて葉っぱがつぶれてしまいやすいので取り除こう

ほうら、水の中も口元もすっきりした方がステキじゃなあい

003
水の量はどのくらいが良いと思う~
水に浸っている部分が多ければ腐りやすいのだから、ぎりぎりの量でもいいよね
004
・・・ん?でも、なんか水の線がなんだか半端だね
これは器の形によって、きれいに見える水の量ってきっと違うと思うなぁ
この器だと水はやっぱり上まであった方がいいなぁ・・・
そしたら、花をもっと上にいけたらいいんじゃない
ずずずずってそのまま上に引き上げて、なんとなくばらかして・・・
005
花器の口が狭いとこういう作業はやり易いのだ
水に浸っている茎の長さは少なくて、花が前よりも横に大きく広がったのが分かるかな
茎が底までしっかり入っているときよりも、口元がすかすかになったよ
上の空間もだいぶまばらな感じがするね
もう少しお花を足して・・・ふふふ~んっと・・・
006
一番最初のと比べてごらん
ほんのちょっとしか変えてないけど、だいぶ違って見えるでしょ
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COMMENT:
AUTHOR: Ben2
DATE: 2012/08/21 06:26:18 AM
修行蛙さん、おはようございます。

浅く差して、拡げる…なるほどなるほど。確かに最初と最後の写真では雲泥の差ですね。

葉っぱが水に弱く溶ける…というのは経験上σ(^_^;)知ってましたが、茎もあまり漬け込まない方が良いんですね。

よく、演奏会などで花束貰うんですが、うちの奥様は結構いい加減なものなので…。今度教えてあげよう。

ありがとうございます(^-^)/。
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COMMENT:
AUTHOR: ママ先生
DATE: 2012/08/21 09:07:32 AM
修行蛙さん おはようございます
ちょっと手をくわえてこんなにステキに
やっぱり習いに行きたいですね~
このちょっとが難しいと思うけど
修行蛙さんの説明はわかりやすいです
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COMMENT:
AUTHOR: ママ先生
DATE: 2012/08/21 09:05:15 AM
修行蛙さん ご心配欠けました。
すっかり元気になりました
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COMMENT:
AUTHOR: 修行蛙
DATE: 2012/08/21 12:51:32 PM
>ママ先生さん、こんにちは

お元気になられたのなら、良かったです

では~、ママ先生さんのために特別講習でも開きましょうか
前半いけばな教室、後半ソーイング教室・・・冬休み中の特別企画とか
いかがですか~ よろこんで出張しますよ~
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COMMENT:
AUTHOR: 修行蛙
DATE: 2012/08/21 12:48:32 PM
>Ben2さん、こんにちは

茎も長く浸かっていると溶けてきますね・・・
葉っぱ同様、溶けやすい茎とそうでないのとありますが。
夏以外の季節なら、茎が溶ける前に花の方がダメになるのですが
夏はやっぱり・・・まぁ、飾る場所にもよるのでしょうけど

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