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2021-02-02

花器の形

たまたま二週続けてのお稽古である
月2回で一週おきなのだけど、月が変わるとたまに二週続くことがあるのだ

今日は棚の奥深くから、使ったことのない鉄花器を見つけたのである
おもしろい形をしていたので、鉄花器の形に合わせていけたよ
花器の形を考える
(写真は外部サイト「フォト蔵」を使用しているのだ・・クリックすると「フォト蔵」に飛ぶのだ、表示されない場合は「フォト蔵」がダウン中なのだ…)
れんぎょう、ぜんまい、ラナンキュラス

れんぎょうは枝の真ん中が空洞だし、曲げようとすると折れてしまう
しかし、花器のくねくねに合わせたかったので、折れないでね、と念を込めて
じんわり少しだけ曲げて花器のくねくねの延長になるようにしたのだよ

ぜんまいは、とても硬くて、まっすぐで棒の先にクルクルがついてる感じが
鉄琴、木琴のスティックのようでもある
実際、机をたたくとカンカンと軽い木の棒のような音がする
曲げようとしても曲がらないのだけど、念を込めて(?)じんわり曲げれば少し曲がる
鉄花器と色も質感も似ていたし、水につけなくても良いというのを聞いて
鉄花器の横についていた棒と絡ませた
鉄の棒に絡ませるぐらいはどうにか折れない程度には曲がってくれた・・
一番細かった一本だけは柔らかくて結構曲がってくれた

水につけなくても良い、というのは、
生の植物なら当然水を吸わせないと萎れたり枯れたりするのだが、
水に入れなくてもすぐには見た目に影響が出なかったり、
なんなら、そのままドライになるものである

れんぎょうのあまり花がついてなかった枝を1本使いあぐねて残していたら
花のついてる枝を落としてしまえば、水に入れずにただの枝として自由に使える
と、最後に先生が作品に足してくれたのだ(向かって右、花器の外側の1本)

花がついてるのをわざわざ落とすのはもったいないけれど、
花があまりついてないハズレの枝は、そういう使い方もあるんだね

ぜんまいのクルクルしたところを使って二本をつなげたら、
鉄の棒から展開してるみたいな面白い線が出来たのだ
ぜんまいの線も先生に直していただいたのだけどね・・・

ラナンキュラスもちょっと変わったタイプのものなので
おもしろい作品になったのだ、うむ <楽しかったー

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