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2019-12-21

ちょっとだけクリスマス

金曜日は家元研究科に参加してきたのだ

今年最後とあって花材コーナーには松がたくさん

…というほどではなかったw
なんでも台風の影響で松があまり良くないとか
祝いの席に使われることの多い松
状態が悪い枝は出荷に適さないということのよう

夜の部は参加者が少ないとはいえ全員に行きわたる量ではなかったので
受付順で花材を選ぶため自分の番まで松があるか受付前に話題になっていた
そんな話を余裕の笑みで聞き流していたのは、受付順が早かったのもあるけど
松をいける気がさらさらなかったからなのだ
いつも正月花ばかりいけるけど、
今回はクリスマスの花にしようかなと思ったのだ

だが、しかし・・・

アカシア、ダリア

あまりクリスマスっぽくない…
クリスマスカラーと言えば緑と赤!と思ったけど、
色の配置なのか、色の分量なのか、何かが少し足りない気がするのだよ
金か白、あるいは松ぼっくりか綿でもあれば、クリスマスになるかな
お城でいけなおす時にやってみよう

クリスマスも正月も忘れて見直せば、アカシアの外枠がハート型のようでもあり
これはきっとバレンタインの花だな、うむ、そういうことにしようw

新、動、均、和の四原則。線、塊、色の三拍子
いけばなは、いける度に変わる、まったく同じものを何回もできるものではない
そういう意味では常に新しい
この新しさがいけばなの魅力なのだよ

作品に動きがあり、均整がとれて、全体的に調和がとれていると良い作品となる
それから、いける時に、線と塊と色に気を付けていけると良いのだ
色は花材そのものの色だけど、どこに配置するか分量をどのくらいにするか
塊はいけ手が作り出すもの
線も同じく枝や茎を使っていけ手が作り出すもの、特に大事な要素だよ

これを前提として今日の写真をふりカエルね
左側は緑の塊、右側は線、緑色と赤い色
成功してるかどうかはともかくとして、
どうやら、これでもちゃんと考えながらいけてるのだね、うむ

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