ゆる募 白菜レシピ

無事、白菜終わったのだ…あ、違う違う、白菜は終わらない
今、王様の冷蔵庫に白菜が２玉..なんてこったい！
　タイトルではレシピ募集してるけど、料理がそんなに得意ではないカエルなので
　レシピを教わったところではたして作るかどうか....HAHAHAHA(笑ってごまかす)

終わったのは、花の大江戸　草月展だよ
白菜効果でいろんな方に興味を持っていただけたようで、嬉しい限りなのだ
まずは見てもらえないことにはね
しかし、作品としては反省点も多く、まだまだだなぁと思うので
今後も精進していくのだ、うむ

一応これが最終日の作品

毎朝の手入れでちょっとずつ変わってるけど、たいして変化してないのは
いけこみの日の暑さにもやられずに長持ちしてくれた材料のおかげなのだ

作品は公開したところで作者の手を離れて独り歩きをすると思うので
説明なんて無粋かなぁとも思いつつも、解説しちゃうのだ

両国なので相撲繋がりがコンセプト
以前使ったのを乾燥させて取っておいたソテツの葉をアカヅルで補助して
ぐるっと円にしたのは土俵のつもり
その「土俵」についてるのは、さらしミツマタで作ったお星さま

白い星、つまり相撲の白星
相撲の白星が星型じゃないのは相撲に無知な王様でも知ってるのだ
白いピンポンマムも考えたけれど、ちょっと菊が多くてしつこいかなと…

一場所で白星は最大１５個得ることができると相撲スキーの友達に教えてもらって
１５個作ったんだけど、作るのも取り付けるのもなかなか大変だったw

モンステラを軍配にしたかったのだけど、花屋に頼んだものが予想以上に大きくて
その前に試しで購入した小ぶりモンステラをそのまま採用

軍配で検索した時に太陽と三日月（と天下泰平の文字）が出てきたから
それっぽく金色のペンで描いたのだけど
行司の写真検索ではその柄は使ってないっぽいのがやや気になった
軍配とそもそも分からないかもしれないんだから、あまり気にしても仕方ないね
（実際、三日月を見て「草月のマーク」と言ってた人もいた）

白菜と長ネギはもちろん「ちゃんこ鍋」
実は、まず最大の悩みは白菜丸ごとをどこで買うかだったのだ
ちょっと話が長くなるからここで折りたたむね
どうでもいい苦労話が気になったら続きも見てね


近所のスーパーで聞いたら今の時期は1/4にカットした状態で入荷するとのことでダメ
ご近所の知り合いに教えてもらったお店は規格外の野菜を格安で売るお店だったので
安いけれど、いつも白菜があるわけではない
自分で車で産地まで買いに行くのもお取り寄せも変わりないと思い
１個単位で売ってくれる長野のネットショップからお試しで購入
１個辺りの単価は近所のスーパーの1/4カットの４倍の値段と同じだったけれど
配送料が白菜よりもずっとずっと高い…そりゃそうだよね
しかし、確実にカエルので本番用も同じお店に発注

白菜は実験の結果、外側の葉が順番にしんなりしてくるだけなので
毎日しんなりしてきた葉を取り除けば３日間同じ白菜でも大丈夫なことは分かったのだ
しかし、毎日しんなりしてきた葉を取り除くと日々一回り小さくなる
２日目はいいけど、３日目は初日からだいぶ小さくなり白菜パワーが弱まる
さてどうするか...

３日目である土曜に交換するのでもいいけど、３日目は撤収日でもあり
２玉の白菜を持ちカエルのはさすがにツラい…
お城から片道１時間は掛かるから朝のお手入れで現地入りしたら往復はしたくないし
取り換えは２日目の金曜にすることにしたのだ

したのだ、と言っても替えの白菜はない！

実は会社の同僚から立川の某「肉のハ〇マサ」で白菜を丸ごと販売してたという
有力情報を得たのだ
同じ系列のお店が秋葉原にある（しかも２４時間営業）ので
秋葉原なら両国に近いし、初日の夜に再度両国の会場に行った帰りにお店に...

あったよ、あった、無事に白菜ゲット!!

お値段は長野よりもずっと高いけれど、配送料込みの値段で考えたらずっと安い
秋葉原の白菜の方が緑が濃く、ちょうどいい色だと褒められたのでちょっと微妙な気持ち

２４時間営業であるともっと前に知っていたら１個目も会社帰りに買えたな…
後から言っても仕方ないね、これも勉強のうちなのだ、うむ

最初のデッサンにダメ出しされて、代案を思いつけず、やや「やっつけ感」があり
最終的に提出したデッサンでは花器は床置き、その周りを雑木で囲んでたのだよ

雑木は「土俵」を高い位置につけるための土台なんだけど
花器の周りにどっしりとした土台ってあまりにもつまらないのでは？
しかも、お稽古の時にすごく立派だから何かに使えるかもと思って取っておいた枝が
何か作ろうと思うと案外弱々しく見えることが分かった

こういうのって実際やってみないと分からないものだね…

弱々しいなら、それを逆手にとって、不安定に見える土台を作ってその上に花器と
白菜を置こう、そう思ったのだよ
工芸品のようにならないように枝を組み合わせ、ワイヤーでしっかり留めて
最後には水を入れた花器と白菜の代わりの2kgの米袋を置いて
３日放置するという耐重実験もした

これを念のため壊れないように段ボールで囲んだらやたら大きくなって搬入が大変にw
搬出時に分解したら楽になったと思うけど、せっかく作ったから植木鉢台として
余生を過ごさせようとそのまま持って帰ったので、やはり帰りも大荷物www
軽いんだけどね

そんな大荷物にも拘わらず、両国駅前に人が集まってるのを見かけてピンときた王様は
しっかりポケモンGOのレイドバトルに参戦してんだから、懲りないヤツwwwww

今までで一番大きな作品だったので、荷物の多さで泣いたけれど
お城に帰ったらひっくりカエルし、翌日の今日は寝てばかりいたけれど
「どうせ家に居たって歳は取るだから」という大先輩のお話を聞いたこともあり
またワクワクするような企画があれば、
うかつにもwぴょんと跳びついてしまうかもしれない

ま、ぴょんと跳びつくのはカエルだから仕方ない、仕方ない、うむ


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