
今月のテーマは⇒「草月会館の玄関」に飾るとしたら
草月会館の玄関にはいつもいけばなが飾られているよ
その場所にわたしがいけるとしたら??????

家元研究科が開催される教室に行く時に誰しもが必ず通る場所
よく知っている”あの場所”をイメージしていけるのが今回のポイントとのこと
“あの場所”だったら、わたしのいつもの小さい花では見劣りするだろう・・
もっと華やかに、大きめの作品を作りたい!! ╭( ・ㅂ・)و̑
と思っていたのになぜなんだ・・・orz

タイサクボク、ヨツドメどうもね、大きくいけるのが苦手というか
いろいろ考えているうちにどんどん小さくなってしまうのよ

今日は「初めまして」の花材がいくつかあったのでまずそれを使おうと思った
タイサンボクは時々見かけていたけれど、まだいけたことがない
ヨツドメは名前も初めて知った
ヨツドメはどうやらガマズミの仲間?もしくはガマズミの別名
ヨツゾメとかヨツズミとも言うらしい

カタカタカタガマズミなら聞いたことがある
熟した実の汁は服についたら取れないらしいと聞いた
ん?赤いのは熟した証じゃないのか??
・・と思ったら、朱に近い赤の実とえんじ色の実があった
朱に近い赤の熟してない実はまだ固くて汁はでない
えんじ色の実はぷちっと簡単につぶれて汁がとぶ・・キケン

花器も今回初めて使うもの、初めて見た
数ヶ月前に教室の花器がたくさん入れ替わったらしく
見慣れない花器がすごくたくさんあるのだよ
今日選んだのはそんな中のひとつで、一目見てぐるぐるがとても気に入ったのよ

花器に模様がある場合はいける時に花材と喧嘩しないように気をつけなくちゃならない
それにこの花器、結構大きくてどっしりしている
うまく使いこなせるかな・・という不安はあるけど、それをさておいてでも気になるぐるぐる
口は案外狭くて何かこの中にたくさん花材詰めて
詰めた花材の一部をチラ見せさせるいけばなしてみたい気がしちゃう
でも今日は詰めちゃダメだ詰めちゃダメだ
花器の中に花材をぎゅうぎゅう詰めるのが最近のマイブーム・・というかクセ
ヒトミシリ、内向的、ひきこもり・・そんな自分を表現した感じなのよ
いつもいつも同じいけばなしてちゃダメだ
せっかく研究科なのだからもっといろんなことにチャレンジしなくちゃ
そんな思いはいつも空回り、ぐるぐる
<ぐるぐる大きめの花器に葉が大きく重量感のあるタイサクボクはダイナミックな作品には最適
だけどわたしの技術が足りなかった・・うまく留まらない、留められない

留まるところを探してるうちに力をいれすぎてうっかり折ったり
もう少し低くしようと意図的に短く切ったり
気づけば当初の予定よりもだいぶ背が低い
いやいや・・まだヨツドメがあるじゃない、ヨツドメを大きく使えばいいか
んんんんんんん~ん?緑と赤のバランスがどうも気に入らない
パチン、パチン、パチン、パチン・・・

あ・・またやってしまった
もうダメだ、小さめでもいいか・・・
小さめでいくとすると、あそこが気になる、ここはこうしよう、あれは・・
と試行錯誤してできたのが上の写真
ぐるぐるに合わせてなんとなく左から右へ円を描いて動くような感じにしたのだよ
家元にも花器の模様と合わせた動きが良いとお褒め言葉を頂いたのだ
本当は大きくいけようとしたけれど、どんどん小さくなってしまったと打ち明けたら
背が低くなって花器に近づいたことで花器と花材がうまく一体化できた
ということなので結果オーライ

知り合いからは「また詰めたねw」と突っ込みが
だが仕方あるまい・・今日は結構時間掛かったのだ・・・
それだけ途中であれこれ悩んでいたのだと思う
悩んでうまくいかないと、いつものパターンになってしまうのか・・良くないね
次こそはもっと違う印象の作品を目指したいものだ・・・うむ

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2 件のコメント:
充分大きく見えますけどね。Ψ(o゚∀゚o)Ψ
うつわ、でかいですよね。吸い込まれそう。
ピクルスくんが小さいから余計なのかなー。🐸�
結果オーライのようですし、時間かけてよかったですね。(≧∇≦)
作品の大きさはまぁまぁありますが
もっとダイナミックで力強い作品を作れるようになりたいなぁ
とは思っています、自分の殻を壊すのはなかなか難しいですね
器の大きさに負けない程度にはできたので良かったです
次こそはきっと・・╭( ・ㅂ・)و̑
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