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2016-02-20

春の枝もの


今日は草月本部で開催の「家元研究科」に行く日である

「家元研究科」と言っても今日の講師は家元ではなく石川龍先生
テーマは「春の枝ものを楽しむ -梅と椿でー」

・・・なのだけど、今年は早くも梅と椿がもう終わりかけ(ちょっと残念な感じ)

梅か椿のどちらか一つを使って、と事務局の人には説明されたのだけど
石川先生のお話では梅か椿にこだわる必要はなかったらしい

わたしはめったに使わない椿を選んだのだよ
椿・・・難しい・・・・(汗
制限時間目一杯使ってしまった・・・(大汗

だからと言ってすごい作品を作ったわけではない・・・ぐふぇ
これはもう完敗である・・・orz

しかし、ベテランの方でも椿は難しいとおっしゃるし
ほとんど使ったことのないわたしがうまくできるわけもないのだな(開き直り)

こちらは先生に手直しされた後の作品
椿とカエル
椿、菊

肝心の花にピントがあってないのでカエル無しバージョンも置いておくね
椿

椿の何がそんなに難しいのかと聞かれるとうまく説明できないけど・・・
がんばって説明してみよう

まず葉が多い、多すぎる
葉の表と裏の色が全然違うのに、ランダムに葉の裏が見えてしまう
葉の裏を意識的に見せる場合はともかく
ランダムに葉の裏が見える状態はだいたい美しくない
おまけに花も葉の裏側についてたりする
花を見せようとすると葉が全部裏・・みたいなことになったりする
どの花を見せるか、
どの葉を落とすか、
よくよく考えないと美しくならない
おまけに花がやや重いのでうまく留めないとくるくる回って裏返しになってしまう

だけど椿はとてもいけばなに向いている
花も葉も美しく、枝は自由にためられるので線も作りやすい
線、色、塊がいけばなの構成に重要なのだけど
椿はすべて持っている

下手に使うとすごく見栄えしない花になっちゃうのだけどうまく使えばとても効果的になる

いけばなはどの枝をどう使うかが、花材に関係なく重要なポイントなのだけど
椿は何が正解なのか特に判断しづらい花材なのかもしれないね

「とにかく経験を積むこと
 花を見せる枝、葉を見せる枝、線を見せる枝、それぞれよく選んで
 目で見るよりというより手で慣れること」
(本日教わったこと)

今日は変な汗たくさんかいたけれど勉強になったのだ
苦手意識が先に立ち、椿を避けていた部分もちょっとあったので
もっとたくさん椿をいけて慣れていこうと思うのだ・・・

問題は椿が近所の花屋にはあまりないことか・・・

実家のあまり花がきれいでない椿は練習用としては良かったのかもな
しかしチャドクガ嫌さに切ってしまったので、もうないのだ・・・ぐぬぬ

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