
今のところ週二回はいけばなしてる、お城に戻っていけ直すとさらに二回
我ながらがんばりすぎでは・・

そういえば先日デパートの商品券売り場に行ってきたのだけど
名前を雅号にしてもらったら「なんてお読みするのですか?」と聞かれたりしたので

とヒトミシリのカエルが珍しく余計な話したら、
「先生でしたか...お花がある生活良いですね、あ、プロだと大変なのでしょうね」
と言われたのだよ
「先生」とか「プロ」とか、もうね、ありがたいけれど
先生じゃなくてカエルだし
プロというよりお風呂に浸かりたい…
週二回のいけばなでヒーヒー言ってるようじゃダメなのだ

家元研究科の今月のテーマは「自分で選ばない花器と花材を使って」
くじ引きで選んだ花材はウンリュウヤナギとニューサイラン
この組み合わせは自分ではなかなか選ばないから新鮮
色味も少ないから渋い作品になりそうだけど、
どちらも自在にカタチを変えやすい花材だからこりゃ楽勝か?
と思いきや、席に先に置かれた花器は無色透明のガラス花器∑(・ω・ノ)ノ
枝ものとガラス花器(しかも無色透明!)って結構厳しくない?(キビシイと思うぞ)
(写真は外部サイト「フォト蔵」を使用しているのだ・・クリックすると「フォト蔵」に飛ぶのだ、表示されない場合は「フォト蔵」がダウン中なのだ…)

もうね、ウンリュウヤナギは逆さまにするしかないって思ったのだよ
無色透明のガラス花器は水の中も丸見えだから、枝ものを普通に上向きにいけると
水の中をどうするかで悩むので、水の中に突っ込むことにした、そういうことだよ
しかし、ただ突っ込んだのでは芸がない
注意したのは底までつけないようにする
細かい枝先は上に集めて、底に近い部分は太めの線だけになるようにする
(その方が線が強調される)
ニューサイランは隙間に押し込んだので、これはあまり意図的にはできなかった
これだけではやりたりない感じがしたので、ウンリュウヤナギの短めの枝を丸めつつ
半分に裂いたニューサイランを絡めて小さめの塊を作って中央に押し込んだ
その上にウンリュウヤナギの細かい枝をさらに足した
底に近い部分と花器の口に近い部分で粗密を作ろうと思ったのだよ
完成した直後は、なんだかあまりキレイに思えなくて、
水中につっこむなんて発想は少なくとも草月ではありきたりな気がしたし
もっと他のことをすれば良かったかなと思ったしたけど
家元からは
水中のウンリュウヤナギの線の量とニューサイランの面の量の
バランスがちょうどいいですね
と悪くない講評だったので、ちょっと嬉しかったのだ
よしよし、日々がんばった成果がでてきたぞ、うむっ

※写真を後から見たら、撮影するために作品を壁際に移動してる間に少し枝が動いて
しまったらしく、講評時点とはちょっと違うことに気が付いたけど、そんなこと気に
するのは本人だけで誰も分からないよなと思ったのでとりあえずこのまま載せるのだ

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