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2019-02-16

ユリがいけたかったから

今日は家元研究科に参加してきたのだ

テーマは自由花
まぁ、ようするになんでもいいよってことなんだけど
「自由と言ってもいけた時に各自何かしらテーマがあったはず、それを聞かせて」
と講師に言われてちょっと焦ったけれど
「その日いけたかった花材」だってテーマのうちとのこと

その説明を聞いてふりカエルと今日はこのユリが最初に目についたのだよ
ユリはきれいだけれど、花があちこち向いてるから、どの花を中心にするか考えて
時には花を切らないとならないのだけど、切るのが辛くて個人的に難しい花材なのだよね
だけど今日は覚悟を決めたのだよ

ユリに合わせて黄色のレンギョウにした
自由花
(写真は外部サイト「フォト蔵」を使用しているのだ・・クリックすると「フォト蔵」に飛ぶのだ、表示されてない場合はクリックしてみてね)
ユリ、レンギョウ

このレンギョウは満開のものを選んだのはいいけれど、満開すぎて花が終わりかけ…
終わってる花を落としていったら黄色がちょっと少なくなってしまった、ぐぬぬ

でも枝がいい感じに曲がっているのも多かったので
この穴が開いてる花器を選んで横に流すようにいけたんだよ
この花器はね、穴の開いてない方だけではなく、穴の左側にも水がちゃんと入る
口が少し細いけれど細い枝なら差し込めば入るので左側をメインに使ったのだ
右側はあまり使わなかったので近づくと水面が見える

足元の処理がきれいと講師に褒められた
足元きれいとは神田明神で師匠にも言われたから
足元まで丁寧に処理できる王様エライってことで
ちょっと自信持っちゃおうっかな、ふふふん

講師からの講評では、
 一番手前のユリが少しまっすぐ立ち過ぎる
 もっと手前に倒した方が良い
とのことだったので、直してから撮影したよ

手前に倒したことで作品に奥行きがでたし、動きもでた
気を付けていたつもりだけど、もっと倒して良かったんだな、うむ

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