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2022-02-07

グロリオーサ

月に一度の家元研究科
先月は月末に近かったので、つい最近行ったばかりな感じだけれど

今回のテーマはグロリオーサ

家元が好きな花でもあり、今回は高知の花農家応援プロジェクトの一環でもあるのだよ
グロリオーサと他の花材でもいいし、グロリオーサのみでも良い

グロリオーサのいろんな品種が揃っていて、そういう機会もなかなか少ないので
パールホワイトのグロリオーサと一般的な赤いグロリオーサを選択
珍しい品種は価格が高いから本数が少ないので、
お手軽価格で本数の多いグロリオーサとの組み合わせにしたのさ
グロリオーサと緑の背景
(この写真は外部サイト「フォト蔵」を使用しているのだ・・クリックすると「フォト蔵」に飛ぶのだ、表示されない場合は「フォト蔵」がダウン中なのだ…)

草花だけでいけるのって案外難しいのに、
品種が違うと言えどグロリオーサ一種・・・一種いけも難しい、むむむ

どう難しいかというと、草花の茎は柔らかいから枝のように自在に線を作れない
一種だと変化がつけにくいのだね

長さがあるから、高さのある花器の方がいいかとも思ったけれど、低い花器をチョイス
口が狭い方が楽だけど、そこも普通に広めの口で

カニっぽい花器が妙に気になったのだよ、ふふふ
(ハサミはないから、どちらかと言うとカニパン風かもしれない)
ちょうど色違いがあるし、これでなにかできるかな?

楕円になってる花器の口の幅の狭い方だったら、バランスがとれて留まりそう
左右に置いて両側から・・・は、なんか当たり前な気がするなぁ
花器は片側に寄せて、花の向きを揃えることに

花器を直角に置いたのは、幅の狭い方が自然と留まるので、それで花の向きが決まるのと
花器の正面と横の両方見えて、花器のかわいいのがよく分かるから

葉をどうしようか最初迷ったのだけど、軽さを出したくて葉は全部取った
同じ理由で、強い赤の花もちょっと減らした

だけど、グロリオーサの葉は先端がクルクルして可愛いのだよね
あ、そうだ、花器の口が広くて足元スカスカだから、ここに入れてしまおう!
そして、やるなら徹底的に!
クルクルが切れてしまった葉を除いて全部をまとめて入れてみたよ

そしてまだ赤くなる前の緑のつぼみを葉の下からチラ見せ
もうひとつの花器には、切り落とした赤い花を一輪

そうやって花器の口元で戯けてみたのはいいけれど、
自然な感じで流した上の方のグロリオーサとタッチが異なって別物になってないかな・・・とちょっと心配に

家元の講評では、
 花器も含めてまとまった作品になってます
 上の方のグロリオーサも茎の線がキレイでちょうどいい
と、なかなかの好感触、うむ

これだけでも御の字なのに、なんと、この回の優秀作品のひとつに選ばれたのだ
前は同姓の人が選ばれ、おっと王様のことではなかった・・・💦とズッコケたのだけれど
今回は紛れもなく王様の方であったのだ、うれしい・・・(*´▽`*)

この日は撮影用コーナー以外に、いろんな色の背景が用意されていて(別講座のもの)
写真撮るのも楽しかったし、
王様を見て、おむカエルしたくなっちゃったとピクルスを連れてる人に会うなど
嬉しさ倍増の日であったことよ、ふふふん
グロリオーサと紫の背景 グロリオーサと黄の背景
でも、やっぱり緑の背景が一番いいね、ふふふん

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