実際に花をいけるときの姿勢のこと
いけばなをしていると話したら、和室で正座していける姿を想像してくれた人がいる
花をいける方法だけではなく、いけるときの行儀作法も教える流派もあるかもしれない
草月流にだってお教室によっては(その心得がある先生なら)行儀作法も教えるところもあるかもしれない
私個人としては、お稽古中正座はおろか、座っていけたことはない
(自宅で一人いけるときは床にぺたんと座っていけることもあるけど

基本的にテーブルに向かって立っていける
もちろん座ってはだめというわけではない
他の方のいける姿を見ても、
花の正面を陣取って一箇所でじっとしていける・・・ということはあまりしないようだ
正面だけではなく、左右の横から見た状態も確認するし、後ろからも確認する
花器を回して確認する場合もあるけれど、簡単に動かせないことも多い
そういう場合は自分が花器のまわりを動く
少し離れて・・・時には数メートル離れて・・・確認することも
大きな作品の場合、背が足りなくていすの上に立っていけている方もいる
複数の方と同時にいける教室では、
皆さん右往左往して活気に満ちた状態
お歳をうかがうとびっくりするぐらい身のこなしの軽い方が多いのも大いにうなずける
和室で正座のようなしんとした緊張感があるからいけばなはイヤと思っている方には
と大きな声で言いたい
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