2012-01-28

王様の悩み・・・

実を言うと、わたしは王様なのだ


わたしは平和なカエルなので、攻め入られては困る
だから国の場所は明かせない
でも、ちょっとだけ、わたしの領地をお見せしよう(一番下を見たまへ)

普段は公務で書類仕事ばかりなので、週に一度か二度、近接諸国を視察して歩いている
王様とばれると大変なので、身分を隠してお忍びだ
いろいろ視察したいし、命を狙われないように、ルートは特に決めていない
しかし、いつも途中で、『ハナヤの森』に寄り、王笏を受け取ることにしている
玉葱じゃないよ 王笏だよ

え 王の証である大切な王笏を毎週のように新しく作りかえる王様などいない
そんなことはないっ わたしは大変おしゃれな王様なのだ

視察のときに、できればスーパーなお店にも寄って市場調査を行いたいのだが・・・
スーパーなお店は城の近くで、かつ、『ハナヤの森』と方角が違う
どのようなルートを取るのが良いのか、いつも頭を悩ませている

先にスーパーなお店で調査資料を入手してしまうとその後の視察がしにくい
しかし、王笏を手に持って、スーパーなお店に行くと、「王様が来たっ」と騒ぎが起きてしまうことだろう

わたしの王笏はたいていロングで、一目で王様とばれてしまうのだ
『ハナヤの森』では、毎回、
「王笏の長さはいかほどにいたしましょうか」
と聞かれるのだが、
「うむ、長い方が良い」
と毎回同じ返事をしてしまう

立派な王笏を手にすると王様は機嫌よくなるのだ
視察が終盤になって城が近づいてくる頃に、ようやくスーパーお店での市場調査の件が思い出される
「しまった、今日は王笏を小さくしてもらえば良かった」とちょっと思うが、
やっぱり王笏はロングでなくっちゃっ
やむを得ず、市場調査はあきらめて、王笏片手に城に戻るのさ

視察と市場調査は同時にできない・・・これが王様の悩みなのだ

2012-01-27

床から・・・

ちょうど一週間前の話になるけれど、先週の金曜日、家元研究科に参加してきたよ
今月のテーマは「床からの作品(テーブルなし)」

実はあんまり上手にできなかったから、内緒にしようかと思った・・・
でもねっ
研究科は学ぶところ、いつもうまく出来たら行く必要はないのさぁ
と開き直ってみたよっ

床からだったら、テーブルの上に置くのより大きくいけても圧迫感がない
だから大きくいけよう
・・・と思ったのだけど、わたしは大きくいけるのが苦手
どうせみんな同じように大きくいけるのだろうから、
わたしは床に這い蹲るように作品にしようかな・・・と思ったんだ

向きを変えると・・

ネリネ、椿

椿の葉を大胆に床に撒き散らしてみたチャレンジは良かったけれど
どうしても葉は「ただ置いただけ」に見えがち・・・
置いただけならいけばなじゃない
どうせやるなら、もっと椿の葉をどう見せるか、もっと研究しましょうね
って言われてしまったよ


むむむむむむ、難しいねぇ

本当はね、椿の葉を撒き散らすのは後から思いついたんだ

ちょうど雪の降った日だったから、まるで雪が降ったみたいに
白い花が床に敷かれているかのような作品にしたかったんだ

でも白い花があまりない日だった・・・
少ない白い花を引き立てるために、緑の葉を置こうとひらめいた
いい考えだと思ったんだ、その時は
葉を足していくうちに、椿の葉が面白くなってきてどんどん足した
それが結局・・・どっちつかずの中途半端になってしまったんだねぇ

どう見ても椿の葉の方の印象が強い
だけど椿の葉を効果的に見せるようには徹底できてない・・・

いつだって中途半端だ(え~んっ)

もっと想いを強く・・・そして、イメージをもっと膨らませなくちゃねぇ

次はもっとがんばるよっ

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