
今月の家元研究科もすべて終わったので、ネタばらしをするとしよう
家元研究科の今月のテーマは「実ものだけ」だったのだよ
王様は金曜日に参加していけたのがこちら


(写真は外部サイト「フォト蔵」を使用しているのだ・・クリックすると「フォト蔵」に飛ぶのだ、表示されてない場合はクリックしてみてね)

ボケの実、それも苔付き・・これはなかなか手に入らない
花材を選ぶのは受付順、つまり早く来た人順
王様のこの日の順番は6番
ボケは3杷しかないから無理だろうと思っていたのだよ
受付前に花材のコーナーを見て何をどういけるか少し考えたりするのだけど
他にもなかなかお目に掛からない実ものが多かったせいか
ボケが残っていたので、頭の中に思い浮かべていた作品イメージはぶっとんで
迷わず手に取った!!やったね!
ボケの実は大きくと重いし、枝も太め・・・
苔は自然に生えたのではなく後から貼り付けたものだけど
それにしても苔付きの枝なんてかっちょいい
この枝を活かさない手はないな、と思ってのびのびいけたのだよ
マユミの実は色の対比としてボケの引き立て役にするため
低めでやや塊になるようにいけた
だから王様としてはかなり満足、楽しかった

・・・だけど、この日のテーマは繰り返すけれど「実ものだけ」
「実もの」じゃないんだ、
「実 も の だ け」
なんで「だけ」なんてついてるのか考えたか?と講師からツッコミが!!
実以外の部分、葉の面的な要素、枝の線的な要素は今回は使わないでいける
それがテーマの意図だったのだ・・・
ほとんどの参加者が撃沈した
もちろん王様も
実ものの作品として見れば苔付きの枝と器が合ってるし
マユミを色として使ったのも良い
だけどテーマという点で見ると枝の線的要素が多すぎる
枝の線で作品を構成するのは普段から行っていることだから
たまには発想を変えて実だけでいけたら作品が変わってくる
つまり、頭の体操というか
アイデアの引き出しはたくさん持っていた方が良いという話なのだな
今日、月曜日に参加した友達が、テーマの意図をそこまで考えもせず
偶然、実だけしか使わない作品をいけたという話を聞いて、
友達の頭の柔軟性におののきつつ、王様の頭の固さに愕然としているよ・・
だけどなぁ・・普段から実ものをいける機会があればともかく・・・
しかも珍しい材料を手にしてしまったら・・そんな大胆なことは・・とてもとても
昨日アップした作品は2回目なので思い切って実だけにした・・ように見せかけて
実はボケの枝を1本(立派な枝ぶりの方を)しっかりキープしてるという・・
あぁ、頭の固さというよりもケチなだけかw


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