暑い日が続くと涼しい花をいけたくなるけど
涼しい日が続くと夏を名残惜しむいけばなをしたくなる・・・

というわけで今日は夏の明るい陽射しをイメージしたオレンジ!!
ひめひまわりとして販売されているのは実はひまわりの仲間ではなく「キクイモモドキ」
ひまわりはキク科ヒマワリ属
このヒマワリ属の「キクイモ」に似ているので「キクイモモドキ」
同じキク科だけどひめひまわりはヒマワリ属ではなくキクイモモドキ属なんだって

学名はHeliopsis helianthoidesなので「ヘリオプシス」の名でも知られてるらしい
学名の後半(種小名)のhelianthoidesは「ヒマワリのような花の」という意味らしい


「モドキ」のつく植物っていっぱいあるけど、
どちらが先でどちらがモドキになってしまうものなのだろうね


つまりね、こいつは既に知られているキクイモに似てるから「キクイモモドキ」
って名前がついたんだろうってことは分かるんだけど
キクイモモドキに何か名前がついて後からキクイモが発見されたら
「モドキ」を名乗るの花は逆だったのかなぁ・・なんてことを思ったのだよ





王様も実は「王様モドキ」なのかもしれない


さて、話を作品に戻すと・・・
写真では分からないだろうけど、花器は2個使用しているよ

横長の白いガラスの花器は本当は縦長の花器で単に横倒しにして置いてあるだけ
この花器の後ろにもうひとつ花器を置いて花はそこにいけてある
なぜそんなことしてるかというと
オレンジの花がより引き立つように花の近く白い大きな面を作りたかったのだけど
ちょうどいい花器が無かったからだよ


この花器を縦長に使うと花と器の白い面は上下に離れてしまうので
写真のように花器は飾りとして横に倒して使ったのだ

横にしただけではつまらないので
手前の花器からオレンジがチラッと見える程度にモカラを入れたよ

もちろん花器は横にしてるので水を入れられないから
別の小さな花器に花を入れて器ごと中に入れてあるのだよ
花器も効果的な見せ方をかんガエルと使い方の幅がでてきておもしろいよ


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