早速いけよう
ひまわりはインパクトが強い
黄色という色がとても目を引くし、花も大きくて目立つ
それなら、いっそもっと黄色でもっとひまわりにしたらどうだろう
ひまわりの色違い2種、キクは薄い黄色と濃い黄色の2種、それにウイキョウと黄色尽くしにした
キクは少しかわいらしい品種で、まるで小さなひまわりのようだ
ウイキョウも花は黄色だけど、小花なのでひまわりやキクを引き立ててくれる
それに、カクカクした茎がなんともいい動きとなる
せっかくだから、よりカクカクさせようと一部折った
最近、特に「キクは小葉(こば)をきれいに取ってから使う」と注意喚起される
昔は一般的だった処理が、あまりに普通のことだったのでうっかり伝え忘れられ、最近では処理されてないことが目立ったものと思われる
小葉とは葉の根元にちょぴっとついている部分のこと
この”ちょぴっ”が、ケッコウ目立つ
せっかくきれいなまっすぐなキクの茎が、
きれいなまっすぐの緑の線に見えなくなってしまう
いけばなは、メリハリが大切だ
ただ自然を自然なままに愛でるためにいけるのではない
キクを美しく見せるには、小葉のような”ちょぴっ”はない方がいい
(小葉を取ったもの→)
上の作品では茎が全然見えないので、そんな処理はしなくても大丈夫だけど、
近くに寄って見られることの備えとして取っておこう
(普段の心がけとしても大切だ)
ちなみに、メリハリをつけるため、右側には黄色を密集させ、左側にひまわりをひとつだけ少し離した
こうした疎密のバランスを考えていけることが大切だ
写真ではウイキョウが左右に同じように広がって見えてしまっているのはちょっと失敗
長さも高さも同じようだけれど、実際には左側のウイキョウの方が長くて、
右側のウイキョウよりぐっと手前に倒れているんですよぉ
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿