いけばなは床の間に置くもので、正面から見られることを意識していける
床の間だけにしか居場所はないの(近頃は床の間もなくなってきている)
いけばなだっていろんな場所に置きたい
いろんな角度から見られるようにしたいいろんな角度から見たいものだ
ということで、今回は正面以外に横からの視線も意識するカタチを紹介
草月で「三方正面の花」との呼び名もある第三応用立真型
基本の立真型の応用型のひとつだ
草月では、“真(しん)”、“副(そえ)”、“控(ひかえ)”と呼ぶ三本の主枝を中心にカタチを作る
基本の立真型の“真”、 “副”、 “控”の位置と角度をいろいろ変えていくのが応用のカタチだ(応用型は第一から第八まである)
第三応用では、
“真”・・・基本立真型のときと変わらず手前に15度傾ける
“副”・・・右側にいれ、自分の右肩に向かって斜め手前に45度傾ける(基本立真型の時は左側)
“控”・・・真正面にいれ、そのままぐっと手前に75度傾ける(基本立真型の時は右側)
“控”を中心に左右に扇型に広がって見えるので比較的安定感がある
(横から→)
後は正面および左右の両側からの視線を意識して、隙間に花材をいれていく
ありあわせの花材だったので、この花型を作るのはちょっと苦しかった・・・
(キクがやや痛み気味だし・・・)
三方正面なので、横からだとこんな感じ・・・
左から
右から
三方正面といっても、
三方向のどこから見ても同じように見える・・のではなく
三方向のどこから見てもその位置が正面に見えるようにいけるのであって
三方向それぞれが違った印象になるようにいけるのがポイントだよ
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