草月の花型のひとつに、第七応用花型「敷き花」というものがある
第七応用花型は「浮き花」「敷き花」「盛物」の三種類
基本のカタチを変化させていくのが応用なのだけど、第七応用はちょっと違う
基本から第一~第六までのように、こうしなさいという法則がない
素材の個性を引き出しながら、それを配置したり組み合わせて構成する
これだけ・・・・「敷き花」ってどんな花
花留めや花器など使わず、テーブルの上、あるいは敷きものなどを敷いた上に、花材を配置する
ポイント
花材は水に入ってなくてもしばらく持つものを選ぶ
例えば・・・
枝なら、葉がついてない、サンゴミズキとか、ヤナギ類
リースにも使われるような、もみ、コニファー類
そのままドライにもなってしまうユーカリ
赤い実でも固い実のサンキライ
とか・・
枯れものと呼ばれるドライになっている葉や枝、または、着色された枝や葉
葉ものなら、モンステラのようなつるんとしてやや固いもの
花なら、アンスリューム、グロリオーサ、ラン類
意外と大丈夫でお勧めなのが、カーネーション
やわらかい葉や花びらのものは、水に入ってないとすぐにしおれてしまうので、やや固い葉や花びらを持つものがお勧め
いざ、実践
葉ものや枝ものをベースにし、花ものでアクセントをつけるのが草月での一般的な方法だけど、とにかく形や色やその組み合わせを自由に楽しもう
さぁて、花材を選んだら、事前にしっかり水を飲ませて、汚れているものはきれいに洗っておこう
作例としていい見本かどうか、ちょっと心配だけど・・・
こんなのとか・・・モンステラ,リューカデンドロン,カーネーション
こんなのとか・・・リューカデンドロン,カーネーション
こんなのとか・・・モンステラ,カーネーション
こんなのとか・・・リューカデンドロン,カーネーション,スチールグラス
遊び感覚で好きなように配置していこう
花器を離れることで自由にいろんなカタチを作ることができるよ
なるべく立体的になるように作るのがお勧め
ただし、この方法はあくまでも一時的なものだと思ってね
そのままドライになる花材だけならいいけれど、しおれてダメになるのが早いから・・・
すぐにしおれるのがかわいそうと思う場合は、しばらく楽しんだ後
切り口を再度切りなおして(水切りしてね)花瓶などにいけよう
カーネーションだと1,2日くらいは大丈夫
クリスマスのホームパーティーの時などに、いつもと違った飾り方にトライしてみてね
以前作成した例も参考までに・・・
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