(16)色を意識してみよう
いけばなは、
線、色、塊に注意をしよう

線は、植物の持つ茎や枝などだね
色は花材の色と、花器の色とあるね
塊はあじさいのように元々の塊になっているもの、花や葉、枝を集めて作る塊もあるよ
その
線、
色、
塊のうち、今日は
色に注意してみようか


このシリーズでは最後の回だよ
色は特に説明しなくても、なんとなく分かるかなぁ
だけど、お花屋さんなどで、花と花の色を合わせながらステキな組み合わせを選んだつもりなのに、実際に家で飾ってみるとイメージと違った・・・


ってこと、あるよね(ないかな?


)
色の組み合わせって好みもあるし、どれが良くってどれが悪いなんて決められないさ

でも、ほんのすこぉし注意を払うことで、印象が変わったりするよぉ
ちょっと見本を見てねぇ
昨日は

王様がオレンジと言い切っていたけど

どう見ても黄色のアルストロメリア
黄色ってすっごく強い色なのだけど、それをさらに反対色の青のグラスに入れてみると・・・
わぁ、青も黄色もどちらも強くて、冬眠中でも目が覚めるねぇ
黄色のアルストロメリアを1つにして、やわらかいオレンジのカーネーションに変えてみると・・・・
少し穏やかな印象に変わったかなぁ
同じ黄色は1つでも、青のデルフィニウムをたくさん足すと・・・・
一番目のとは違って、黄色がぐっと印象深くなるよ
フラワーアレンジメントと違って、
いけばなは引き算が大切なんだ

買ってきたお花をすべて同じ器に入れるのではなく、
どの部分を使うかよく選ぶ
どのお花をメインにしようか
どの色をメインにしようか
どの色もどのお花も同じ分量を入れるのではなく

、多くしたり、少なくしたりするのが大切さっ
色の強さや花の大きさ、形でも、印象の強弱は変わるよ

例えば、黄色は少なくても
黄色だよっと印象的で、青はたくさん使っても
青ですぅ・・とあまり目立たない
黄色1個に青10個ならバランスがいい・・・とか決められないのが難しいねぇ

全体のバランスをよぉく見て決めてね
ちなみにデルフィニウムも1本で青の濃い花、白っぽい花とあるからねぇ
青と白の両方を使うと、また印象が違うよねぇ
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